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新着情報:2008年03月分

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2008年03月27日:インターナルブリーチング

インターナルブリーチ とは、神経を失い変色した歯の色を元の綺麗な状態へ戻す漂白方法です。ホワイトニングの一種ですが、当院では生活歯(神経のある歯)に対するホワイトニングと区別するため、 インターナルブリーチ と表現しています。

下の画像の患者さんは私の小学校時代の友人の奥方であり、歯医者はそれほど苦手ではないということですが、歯の変色が気にはなりつつも長年このような状況を放置しておられた様です。
画像を見てもわかるように、元々の歯の色はかなり白い部類の属しますが、神経が取られている歯だけが著しく変色しています(差し歯の部分は除く)。
このような場合、最も効果を発揮するのが インターナルブリーチ だと考えています。
治療方法は非常に簡単です。裏に詰まっているレジン充填などの古い詰め物を取り、変色している部分に漂白剤を入れるだけであり、短時間に痛みもなく終了してしまいます。オフィスホワイトニングの様に、クリニックに1時間近くいていただく必要はありません!
漂白剤としては、当院では濃度の高い過酸化水素のジェル(アメリカ最新鋭:日本未発売)を使用しています。アメリカ直輸入です!
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下の画像は一週間後の状態です、今までの漂白剤ではここまで白くするのに3週間ぐらいかかっていましたが、上記の最新の漂白剤を使用するようになってからは非常に短い期間で目標の白さを取り戻すことが可能になっています。
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今後は・・・
①変色したコンポジットレジンのダイレクトボンディングによる修復
②全く色も形も合っていない差し歯のオールセラミックによるやり直し
を予定しています。
今から、患者さんに喜んでいただけることが容易に想像されます!

同じような変色でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に相談してください。

中川

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2008年03月15日:PMTCとエアーフロー

こんばんは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。

先週の アメリカインプラント学会 から帰国したものの、日々の診療と雑務に忙殺され更新が滞っておりました。申し訳ありません。

さて、今日は比較的簡単で身近な診療に関してのご案内をいたしましょう。
多くの方々が毎日歯を磨いていることと思いますが、どうしても完全に汚れ磨ききれていない場合が多いようです。最近の予防歯科の考え方に、PMTC というものがあります。
PMTC とは、Professinal Mechanical Tooth Cleaning を略した言葉で、簡単に言うと、歯科医師や歯科衛生などの専門家がいろいろな器材や道具を使って患者さんのお口中を徹底的にお掃除するということになります。

まずは実際を見ていただきましょう。
下の画像の患者さんは、当院でインプラント治療を受けられた患者さんのご紹介でいらっしゃいました。約10年前に他の矯正専門医院にて矯正治療を終了し、保定(歯が動いて戻らないようにすること)のため、下顎前歯の裏側にワイヤーが張られていました。正面から見るとそうでもありませんが・・・。
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裏を見ると、タバコのヤニのように真っ黒です。(注:この方は非喫煙者です)
このような場合、まず超音波スケーラーで大きな歯石を汚れを除去し、細かいところはエアーフロー を用いてさらにきれいにしていくことができます。仕上げに、歯科衛生士による PMTC と フッ素塗布 を行うことにより、歯の汚れを落とすだけでなく歯に汚れを寄せ付けないようにすることができます。
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ちなみに表から見てもこのような綺麗な状態になっています。
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エアーフロー ですが、やっている間は痛みはありません。強いて言えばパウダーが少ししょっぱいのと、パウダーが歯ぐきに当たると少しだけチリチリするぐらいです。
PMTC は、爽やかな風味のペーストを使って歯の表面を磨き上げるだけですので、痛いというよりとても気持ちがいいものです!実際 PMTC 中は寝てしまう方が多いですね。

当院には エアーフロー や PMTC だけをご希望の方も数多く来院されています。お気軽に お電話 や メールでお問い合わせください。

中川歯科医院スタッフ一同、心よりお待ち申しております。

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2008年03月04日:アメリカインプラント学会6(総括その1)

こんばんは、中川歯科 審美インプラントセンターの中川雅裕です。
昨日の夕刻ボストンより帰国し、今日の午後から患者さんの診療をさせていただきました。

その前に、今回のアメリカインプラント学会の総括を考えてみたいと思います。こういう問題はそれを見る人間の切り口(考え方・注目する部分など)によって異なる意見が出てくるのが通常です。したがって、ここで述べさせていただく内容に関してはあくまでも私一個人の私見であるとご理解いただきたいと思います。

まず最初にお話しておかなければならないことは、こういうグローバルな学会のメインセッションでは、まだ確立していないテクニックや独りよがりな治療方法は、Evidence(確固たる十分な研究結果)が足りない!ということで忌み嫌われるということです。逆に言えば、過去において大々的に発表された間違ったコンセプトは徹底的に叩かれてしまうのです。
昨年の例で言えば、メインセッションの最初で思い切り叩かれてしまったあるワンピースインプラントでしょう。叩いたのがスカンジナビアの重鎮 Dr T.Albrektsson ですので、誰も文句を言えるはずもありませんでした。彼は、数多くの検証結果を持って論理的に叩いていました!(笑) が、しかし彼曰く、これを使えばすぐ噛めるようになると謳って、本来であれば経験豊富なインプラントに熟達した歯科医師以外は使うべきではないのに、インプラント初心者にまで簡単に使わせたメーカーに問題があるという結論でした。 私には、決してそのインプラントがダメといっているわけではなくそのメーカーの売り方・宣伝の仕方を批判していたように思えました。
私自身もいろいろな新しいことにチャレンジしていますが、必ず現場へ行って本物を見た上でその安全性・治療上の有効性に確信が持てたときのみ取り組むようにしています。だから、アメリカやヨーロッパへ足を運ぶのです。実際に自分の目で見てみないと、正しいかどうかはわかりません!見たら全部わかるのかといわれると困りますけど・・・。

それはさておき、今年はどうだったのかというと当然ですがありましたよ。前評判だけで倒れてしまった スキャロップインプラント 叩きが・・。叩いたのが、NYU(ニューヨーク大学)のDr Dennis Tarnow 、メインで叩かれたのがそのインプラントの開発者である Dr. Peter Wöhrle でしたが、さすがアメリカ(?)、度量の深さなのか、ユーモアなのか、淡々と問題点を指摘しているDr Dennis Tarnow の話を聞きながら、叩かれているはずの Dr. Peter Wöhrle が横で大笑いしていました。日本であれば、間違っているとわかっていても誰も学会でそのような話をしません。
何でも白黒はっきりさせたがる国と灰色が好きな国のお国柄の違いかもしれませんが、何かあったときに一番迷惑をこうむるのが患者さんだということを考えたときに、どちらのスタンスがいいのかははっきりしています。この点では、日本は見習うべきであると思います!

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Evidence Besed? = 科学的証拠に基づいているのか?
と問題提起しているスライド







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Dr Dennis Tarnow の顔が映っています・・・大仏さまではありません!


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2008年03月03日:アメリカインプラント学会5

こんばんは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。

2日目の続きとして一番印象に残ったスライドを一枚・・・。
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これは、NYUのターナー先生の講演の一番最後のスライドになります。要約すると
審美領域では、インプラントをやる前に骨と歯ぐきを作れ!!
ということになります。一部エキスパートを除いては、階段を一段ずつ上っていった方がより確実であり決して急いではいけないぞ!という、インプラントの大先生からのメッセージですね。

さて、昨日お伝えしたように今日は NobelBiocare の最新インプラント NobelActive のハンズオン(実習つき講義)を受講しました。講師は、NYUに留学していた Dr Jose M Navarro でした。スペイン人らしく非常にフランクな人柄が印象的でした。
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セミナー後、ホセとの2ショット








NobelActive は、昨年の ヨーロッパインプラント学会 で正式に発表された、柔らかい骨用に作られた特殊なインプラントです。骨の中に食い込む能力が非常に高く、使い方をマスターすればインプラント治療をより簡単にしてくれるアドバンテージがある反面、使い方を誤ると骨を破壊してしまう危険があります。したがって、従来のインプラント治療に十分習熟しているエキスパートのみが使用できるインプラントであり、 NobelActive を購入するためには、セミナーに参加する必要があるのです。この NobelActive おそらく日本で薬事認可が下りるのは3~4年先だと思われるので、今回は購入できる認定資格を取得してきました。日本の薬事法もいい加減に何とかしてもらいたいものです。(あくまでも私見)

今回、トータル8人の仲間とご一緒しました。行きの飛行機がキャンセルになったりと小さなトラブルはありましたが、何とか無事に全ての予定をこなすことができました。
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今回一緒に行った仲間たち








次回の海外セミナーは、4月23日からの The 2008 BIOMET 3i Global Symposium に参加を予定しております。
患者さんには、またご迷惑をおかけすることになると思いますが、なにとぞご理解・ご協力をお願い申し上げます。

中川雅裕

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2008年03月01日:アメリカインプラント学会4

おはようございます。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
本日も アメリカインプラント学会 についての情報をアップいたします。

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夜のボストンの町並み。大変 趣きがありますね。








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寒さが厳しくふらっと立ち寄ったスーパーでバーゲン品のダウンコートを購入しました。
中央クリニカルインプラントセンター 西村紳二朗先生(昭和大学歯科麻酔学臨床教授)と





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同行して頂いている 南青山インプラントセンター 佐藤明寿先生(英語ペラペラ!)と2ショット







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今日は朝から大雪です・・・。









本日は、NobelBiocare の最新インプラント NobelActive のハンズオン(実習)を受講することになっています。
現地で急遽決まったセミナーですが、聞いているばかりですとどうしても間延びしてしまいますのでいいタイミングです。
3i Implant では、最新のインプラント Tapered Prevail NanoTite を見てきました。中々良さそうです。4月にシカゴのカンファレンスに参加しますので、そのときに購入する予定です。
では今日一日頑張ってきます!

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2008年03月01日:アメリカインプラント学会3

こんにちは。中川歯科医院 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
昨日は時間が無く、こちらの模様をアップできませんでした。
ちなみに昨日の夕食はこんなもの食べていました。でかい!
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同行したU先生








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いい天気にもかかわらず気温が低いため解けない雪








今日でカンファレンスは2日目を迎えました。前日の朝は雪が降っておりましたが、今日は一転快晴となりました。2日目は有料セクションの Limeted Attendance が開催されました。参加者が12のコースの中から好きな内容を選択し、大会の参加料とは別に有料のチケットを購入し聴講するものです。
私は、世界的に有名な Team Atlanta Dr H.Salama のコースを選択しました。
講義内容は、 条件が悪いケースにおけるGBRの限界を踏まえた診断と治療計画のたて方、およびその実践 といった感じでしょうか?治療計画を立てる際に時には退くことも覚えていなくてはならないという点で非常に参考になりました。
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一足先にメイン会場にて撮影








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メイン会場での Dr H.Salama のプレゼンテーション








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Limited Attendanceでの Dr H.Salama のプレゼンテーションの1コマ








休憩時間中には、世界中のインプラントに関係するメーカーが自社製品をアピールする展示会を見て回ります。今回特に目新しいものはありませんでしたが、日本では手に入れることが出来ないものを中心に日常で使用する器具や材料を調達してきました。
また、インプラント界の重鎮の先生、アメリカでした逢うことのできない先生との再会も海外遠征の大きな魅力のうちの一つですね。
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NobelBicare 社のブースの前で  AO 次期会長のProf.P.K.Moyと一緒に・・・!彼はいつも穏やかで紳士です。 ISO ではいつもお世話になっています。






AOP1020426.jpg一年ぶりに再会、NYで開業されている Dr Lewis.Fujimoto。彼もまた、 AO のコミッティーチェアーマンという要職に就いている偉大な先生です。彼の笑顔は何ともいえない・・・!










残りあと1日、中川歯科に来院して頂く患者さんのために精一杯頑張ってきます。

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