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新着情報:2009年01月分
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2009年01月30日:本日のインプラントオペ : 空前絶後の傾斜埋入
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
本日(正確には昨日)、非常にやりがいのある仕事(インプラント治療)を行いました。
タイトルにある通り 傾斜埋入 のケースなのですが、骨が非常に少なく、またインプラントを埋入できるエリアが非常に限られているという点を考えると 空前絶後(笑) とはいいすぎですが、少なくとも私の経験上で5本の指に入るぐらいのトリッキーなケースだったと思います。
↑ 後輩の歯科医院に通院中の右上の欠損部分にインプラント希望の患者さんですが、骨が少ない為通常のインプラント埋入が不可能なケースです。サイナスリフト が必要ですがその医院では困難ということで、当院での治療を依頼されました。金属冠が入っている歯(5番)も何らかの理由によりグラグラしており、患者さんは噛むと痛くて出血も多いと訴えています。レントゲンで見る限りではそれ程異常が見られませんが、症状の出方からすると歯が破折していることが予想されました。破折している歯は残念ながら抜歯が必要です。患者さんは抜歯を希望されているのですが・・・。
↑ さて、レントゲンです。普通に考えれば サイナスリフト のケースですよね。まあ ソケットリフト でも何とかいけるかもしれません・・・。しかし、サイナスリフトやソケットリフトは時間とお金が余計にかかり、また外科的侵襲も少なくありませんので、あらゆる点で結果的に患者さんの負担が増えてしまいます。
こんなとき、当院では 傾斜埋入 で問題を解決することが出来ます。
具体的には、上顎洞(緑)と歯(黄色:5番は抜歯します)と歯槽頂(赤)で囲まれた三角形の部分にインプラントを2本埋入できれば、サイナスリフトをしなくても何とかなります。CTのデータから、このケースは傾斜埋入で問題なくいけると判断しました。このような時は、過去の経験が物を言います!!
このケースの場合、傾斜埋入の部分は特に難しくはありません。問題は5番を抜歯した穴にインプラントを入れるのが非常に難しいということです。上顎洞までの距離が2mm程度しかありません。そのわずかな骨を利用してインプラントを骨にしっかり固定するのは、かなりのテクニックが必要です!
しかし、当院ならそれが可能なのです。
← 抜歯した5番の拡大画像です。見事にヒビが入っていますね。
このせいで大切な骨が失われてしまいました。破折した歯はなるべく早く抜いたほうが良いという典型です。
↑ オペ中の画像です(生々しくてすいません)。予想以上に大きく骨がなくなっていることに驚きました。見た目にはヒビはわずかなのですが・・・。驚いているばかりでは埒が明きませんので、もてる力を最大限に発揮し何とかインプラントを埋入することが出来ました。大変難しゅうございました・・・。
まだ噛めるからなどと悠長なことを言っていると、このように骨がなくなってしまうことを是非わかっていただきたいと思います。くどいようですが、ヒビが入った歯は抜いてしまう以外に道はありません。
インプラントは、傾斜埋入をすると右の写真のような角度になります。
無事にインプラント埋入が成功したレントゲン画像です。全て予定通りに手術が完了しています。最低限の切開~剥離しか行っていませんので、腫れや痛みはほとんどないと思われます。
ちなみに下のインプラントは紹介元の歯科医院でなされた物です、大変うまくいっていますね。
2009年01月27日:ブリッジの方が優れている時もあります!
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
さて、ブログではインプラントのケースが多いので、私はインプラントしかやっていないのではないかと思われている方も少なくないでしょう。もちろんインプラントのケースは多いですが、実際はインプラントだけで問題が解決するケースのほうが少ないのが実情です。
歯を失うということは、何かしらの原因があるわけですね。それは歯周病かも知れませんし、歯ぎしりあるいは、噛み合わせに問題があるのかもしれません。いずれにせよ、それら根本的問題に手をつけずして、インプラントを長く持たせることはできませんね。
つまり 「木を見て森見ず」 ではいけないということです。
したがって、当院では、その原因を追求する事からはじめていき、どうすればこれ以上大切な歯を失わずにすむのか?を患者さんと一緒に考えて行きます。ですので、インプラントをご希望に来院されたとしても、状況によってはインプラント以外の方法をお勧めする場合もあるわけです。
今回は、そんな感じのケースです。
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20年以上当院に通ってきていただいている患者さんです。80歳という年齢もあり、基本的には入れ歯をお使い頂いて降ります。前から動いていた前歯ですが、ついに我慢の限界を超え、抜歯せざるを得なくなりました。抜歯後は、前歯という特殊性と年齢のことを考え、インプラントではなくブリッジで対応することになりました。
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ブリッジセット前の状態です。下顎前歯部では削るとかなり細くなってしまいますが、神経を残す・ファイバーコアで補強するなどの対策をきちっと取ればそう簡単に壊れることはありません。
本音を言えばやはり削りたくはありませんが、このケースにおいインプラントで綺麗な結果を出そうとするとかなり大変ですので、年齢を考え簡単な方を選択しました。
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そしてこれが、完成したセラミックブリッジです。周りの歯に合わせた、味のある仕上がりとなっています。
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セット直後の画像です。厳密に言えば色が濃いかな?とは思いますが、患者さんは大変満足されたようです。お礼に、ご自分の会社のタオルを頂きました(笑)
という事で、本日は 「何でもかんでもインプラントにすればいいというものではない!」 ということをお知らせ致しました。
あくまでも、技術的にインプラントが出来ないのではなく、様々な条件からブリッジのほうがいいと考えただけです。どうしてもインプラントをご希望になられた場合はインプラントにしていたと思いますが、もっと大変で、もっと時間がかかり、ここまで綺麗に出来なかったであろうと思います。
2009年01月25日:懇親会
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
昨日・一昨日と、歯科関係の方々と交流を深めるべく、親睦会に出席してまいりました。
23日は、東京歯科大学・UCLA・藤本研修会に縁のある、大変色の濃い人たちの懇親会に参加させていただきました。場所は東京歯科大学のお膝元、水道橋の某飲食店でした。
仕事が遅くなり、我々(勤務医の菊島先生と共に)が到着したころには、皆さんかなり出来上がっている状態で大変な盛り上がり・・・!初めてお会いする方が多かったので、簡単に自己紹介などを済ませた後、私も突撃してまいりました。
まあ、いつもそうなんですけど、ここにもたくさんの インプラント馬鹿 がいました。というか、その場にいる全員が正真正銘の インプラント馬鹿 !
酔っ払っても、インプラントにまつわる話ばっかり。
「あんたら(自分も含めて)、他に考えることないんかい?」 という感じなのですが、案外、それが一番楽しかったりして・・・。歯医者の集まりというと、大概、ゴルフか車か保険の話らしいですが、そんな話はひとつも・・・。みんな、貧乏なんでしょかね?
結局2次会もそんな感じで、来月参加予定のUCLA研修~アメリカインプラント学会の話などで盛り上がりました。
また、新たな馬鹿野郎達(笑)とお知り合いになれた事に感謝しつつ、今後の展開に大変期待しております。
一転、24日はわが母校である 東京医科歯科大学 の同級のH先生とY先生・後輩のK先生、そしていつも大変素晴らしい補綴(差し歯や入れ歯などを作ること)でお世話になっているⅠさんとそして私の5名による新年会でした。Y先生・K先生とⅠさんは初対面でしたので、仕事上のお付き合いを通して、良い関係になっていただけたらと考えています。
朗報としては、H先生がついに開業することになったそうです。私は今年後厄ですが、彼(2歳年上)は厄が終わった年から大殺界に入ったそうで、彼曰く「ここ数年は本当につらかった」時代を過ごしてきたとの事です。今年,遂に大殺界が終わり、やっと動きが取れるようになったので開業するということでした。元々歯医者としての腕は確かであり、きっといい歯科医院を作っていくことでしょう。ちなみに場所は世田谷に決めたそうですので、開業したらここでご紹介します。うれしそうに医院内装の設計図をみんなに見せてくれました。是非頑張って!
という事で、まるで「呑んだくれ」の様な内容になってしまいましたが、実は、呑んでいるときこそ、意外に重要な話が出来る機会である気がします。みんな、殻を打ち破って本音で話しますからね。実際は、仕事の馬鹿9割・本当の馬鹿1割ですけど・・・。
こういうところは、女性やお酒を飲まない人には理解出来ないでしょうが、お酒は古来より立派な文化ですから・・。まあ、そういうことで勘弁してください。
ちなみに私は深酒しても翌日には残りません。もう大人ですから、きちんとコントロールしています(笑)。ちなみに、今日は1日、家で歯医者の仕事と自分の靴磨きにいそしんでおりました。靴磨きは気持ちいいいですよ・・・ ← ただの馬鹿?
中川
2009年01月23日:短期間で大変綺麗に入りました(インプラント+セラミック)
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
さて、今日は 中川歯科 も忙しかったです。インプラント手術あり、セラミックの型取りあり、セラミックのセット有 といった感じでした。
その中でも、短期間に治療を終了することが出来た1例をダイジェストでお伝えいたします。
と思いましたが、最近睡眠時間が少ないので、今日は就寝と致します。
では、また、明日・・・。
・・・集中可能な時間的余裕ができましたので、再開いたします。(25日)
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ハミガキは良好な方ですが、このような状態で来院されました。歯周病はありませんので、比較的簡単なケースといえるでしょう。
このようなケースでは、当院のスタンダード 抜歯即時埋入 + 即時負荷 が適応可能ですので、手術開始から1時間後には仮歯を入れてお帰り頂くことができます。すなわち、手術したその日にすぐ嚙めるようになるということです。
まず左側ですが、順に ①仮歯 ②土台(アバットメント)が入った状態 ③セラミックセット の画像です。ほぼ、仮歯と同じセラミックが入っていますね。これが大変重要なことであり、治療後にどうなるのか?を患者さん自身がイメージできることになりますので、安心していただくことが出来ます。
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次に右側です。(実際には左右同時に治療は進んでいます)
左は仮歯を入れる直前の画像、右は実際に入れる仮歯です。実際左右で埋入しているインプラントの形が違う(私にしては珍しく臼歯部にインターナルタイプを使用しています)のですが特に意味はありません。どちらも世界的に実績のある ノーベルバイオケア のインプラントですので、安心して使うことが出来ます。
下の画像は上と同じく、完成したセラミックをセットするまでの流れです。こちらも大変綺麗に入っています。最近は奥歯でも天然歯同様、綺麗に入れることを希望される患者さんが多くなってきていますよ!
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最後に、今回セットした土台(アバットメント)とセラミック、及びセット後の下顎全体の画像です。
最初の画像と比べてみてください。随分と綺麗になりました!
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2009年01月22日:ついに 《その時》 が・・・
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
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昨日21日、海の向こうのならず者国家:アメリカで、オバマ大統領が正式に誕生いたしました。
史上最悪の大統領:ブッシュ息子の後を引き継いだわけですから、彼の残した負の遺産が大変です!巷では、オバマ氏がいかに優秀でも、そう簡単には現在の混乱は収拾がつかないと言われています。実際問題、一体どこから手をつけていけばいいものか・・・?
世界中がそんな状態ですから、オバマ大統領一人の力ではどうにもならないかも知れませんが何とか
「CHANGE」
それにしても、オバマ氏就任とともに世界中のいろいろなところから新たな火種 (€・£の暴落、EU圏金融不安再燃など) が次々と噴出してきました。
まるで、オバマ就任を狙っていたかのように・・・。
何か良からぬ策略があるのでは?と勘繰ってしまいます。
新大統領には、何とか頑張って欲しいものです。しかしながら、今日もNYダウは$8000を割りそうな勢いです。(23日AM1:00現在) 惨過ぎる・・・!
頑張れ!オバマ~!
2009年01月21日:本日のインプラントオペ(左下2本)
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
さて、おかげさまで、最近は週に2~3回のインプラントオペを行っています。今年に入ってからは、今日で5ケース目ですが、順調に経過しています。
さて、本日のケースは4ヶ月前に ソケットプリザーベーション を行い、骨を作った部位へのインプラントオペです。
治療前の状態です。割れていますので残念ながら保存は難しいですね。神経までの距離がない為抜歯即時埋入は難しく ソケットプリザーベーション で骨を作ってからインプラントを入れる計画を立てました。
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本日のオペ直前の歯ぐきの状態です。ソケットプリザーベーション をしたおかげで、土手がやせずに済んでいます。通常であれば、このような良い状態が温存されていることは稀ですし、インプラントオペが出来るのも半年以上先になることでしょう。
つまり、インプラント治療を考えている場合は、抜歯をするタイミング・方法・戦略が大変重要になるいうことであり、巷でよくある 「抜いてから考えましょう!」 は全く通用しない世界だとお考えください。抜く時点までに、将来的にやるのはインプラントなのか?ブリッジなのか?入れ歯なのか?が決まっているべきなのです。どうしても決められない難しいケースの場合でも、最低限 ソケットプリザーベーション はなされているべきですね。
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インプラントオペの最中の画像です(ちょっと生々しいですが・・・)。きちんと骨が再生している様子がおわかりになると思います(穴が開いていませんね)。4ヶ月ですとまだ移植した骨は硬くなっておりませんが、そこは経験がものを言います。特殊なテクニックと軟かい骨用のインプラントの相乗効果で、インプラントは骨の中にきちんと固定されています。(初期固定が良いといいます)
術後のレントゲン写真です。インプラントポジションには問題ありませんし、下歯槽管(太い神経管)にも影響を与えておりません。本音を言うと、結構難しかったですね。短いインプラントしか入りませんから・・・。
終わってしばらくしてから患者さんに連絡をしましたが、痛みや腫れは全く無いとのことでした。約1週間後、抜糸と同時に仮歯をセットしますので、久しぶりに左側でも美味しくご飯を噛める様になります。もう少しですね、Aさん!
2009年01月15日:結局、全部 綺麗にしちゃいました・・・(患者さん談)
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
今日も大変な寒さでしたね。
体も気分も大分慣れてきたとはいえ、来院していただく患者さんもマスクをしている方が多く見受けられます。体には気をつけて、風邪など引かぬようご注意くださいね。
さて、今日もインプラントでしっかりと噛めるように、しかも非常に審美的に治療したケースをお見せいたします。昨日のケースと違い特に難しいケースではありませんので、イメージ先行だとお考えください。
下の画像は今回治療した左下の部分です。奥の2本がありませんね。入れ歯は作ったけど使えないということで、インプラントによる治療を希望されています。骨は多くはありませんが、
インプラント埋入と同時に少し作っていけば問題ないと思われます。もちろんこのように条件が悪くない場合は、その日のうちに仮歯まで入れてしまいます。
画像にはありませんが、やはり その日のうちに仮歯まで入れてしまう当院独自の治療方法は患者さんにとっては大変価値のあることのようです。皆さん大変喜んで頂いていらっしゃいます。
インプラントにセラミックをセットした直後です。手術から2ヶ月程度しかたっていない為、歯肉が安定するまでにはもう少しの時間が必要です。こうなると気になるのは、手前にある銀歯の見た目なのですが・・・。
半年後のメンテナンス時に、「やっぱり隣にある銀歯も白くして欲しい」 というご要望を戴きました。かなりの年数がたっているようですし、やりかえるには丁度いい機会ですねとお話いたしました。
下の画像はセット直前・直後の画像です。
どうですか?上の画像を比較してください。奥歯ですから、歯ぐきの高さを揃えたりはしておりませんが、まずまず綺麗でしょ?
実は反対側にも銀歯が入っていたのですが、患者さんの御希望により治療いたしました。下の画像が治療後になるのですが、大変綺麗な状態に戻ることが出来ました。
Sさん、大変お疲れ様でしたね!
という事で、本日は当院で日常的に行われているインプラント治療のダイジェストをお送りいたしました。
インプラントを使った治療は全て 「インプラント治療」 と呼ばれますが、長期間にわたって綺麗で安定している為にはそれなりに秘訣があります。
上記の症例は当院のスタンダードですが、天然歯と同等の審美性が得られていない場合はメンテナンスしにくいため、衛生士からの ダメ出し(NG) が待っています。
すなわち、審美と機能は表裏一体 であることを肝に銘じて治療に当たらなくてはなりません。
皆さんも見かけ上の治療費の安さにつられて、数年しかもたない粗悪なインプラント治療に引っかからない様に注意してください。
2009年01月14日:足りない骨を作る サイナスリフト
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
さて、昨日の話になりますが、今年4症例目のインプラントオペで サイナスリフト を行いました。
サイナスリフト は、上顎の奥歯のインプラント治療に際し極端に骨が少ない場合に行われる治療で、インプラント治療の中でも比較的アドバンス(上級者向け)な部類に属する治療といえるでしょう。
サイナスリフト は、時間とお金が余分にかかり、比較的大きな手術である為、患者さんにとっては色々な意味で負担が大きな処置となってしまいます。通常、骨が少ないケースでも可能であれば他の方法(傾斜埋入やショートインプラント)で対応したいところです。
しかし現実には サイナスリフト でしか対応出来ないケースが少なからずあり、今回はそのうちの一つでした。
ケース・プレゼンテーション
患者さんは50歳代の女性の方で、奥歯で物が噛めずインプラントを希望されていらっしゃいました。インターネットで検索し このサイト を発見~すぐに当院へお越しになったということですが・・・。
下の初診時のレントゲンを見ていただければわかるように、、左上(向かって右)の奥歯は4本とも、右上も奥の2本もかなり厳しい状態です。(赤いラインが上顎洞底です。骨はその赤いラインと緑のラインの間にしかありません。すなわち左右とも、インプラントを入れるための骨がほとんど無い事がわかります) 普通に考えるとかなりの難症例だと思います。初めに他の医院へ相談に行ったところ、インプラントは絶対に不可能でもう入れ歯しかない!と断言されたそうです。断言するところが笑いを誘います・・・。
患者さんはインプラントを希望されていますので、後は 戦略 と 戦術 、すなわちどのタイミングで何をするのかをよ~く考える必要があります。
下がインプラントを入れる直前の画像です。抜歯してそのままにするとドンドン骨がなくなってしまい、インプラントを入れる事が更に難しくなってしまうため、抜歯と同時に人工骨を用いる(当院独自の ソケットリペア)事により、可能な限り骨を元の位置まで回復するように努めているのです。赤と緑のラインの間隔が広がっている、すなわち骨が増えていることがわかると思います。こうなれば、後は普通にサイナスリフトとインプラントの同時埋入をすることで、数ヶ月後には何でも噛める様になります。
そして、無事にインプラント埋入を終了した後の画像です。黄色いラインとドットの部分が サイナスリフト をした部分です。インプラントの位置も非常にいいポジションですね。
尚、インプラントの難症例に関する治療方法に関しては こちら をご覧ください。
2009年01月11日:USC ジャパン・プログラム (南カリフォルニア大学研修)
皆様、こんにちは
正月が終わってすぐの連休、いかがお過ごしでしょうか? 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
さて、新年が始まったばかりですが、10・11日と USC ジャパン・プログラム に参加してまいりました。場所は東京の国際フォーラム。
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このUSCジャパンプログラム、 USC 南カリフォルニア大学歯学部) のインプラント・審美歯科・歯周補綴等、その道のエキスパート達が約8ヶ月にわたり月に2日間来日し、日本に居ながらにしてUSCと同等の講義を受けることが出来るというセミナーです。他の大学でも同じような企画がありますが、日本で受けることの出来るセミナーは私の知る限り USC ジャパン・プログラム だけです。違ってたらごめんなさい・・・。
もちろん海外へ行くことは色々な意味で楽しいですよ。勉強も出来るし、多くの先生方と知り合いになれるし・・・。
ただ、日々忙しくしている私のような者(貧乏暇なし)にとって、わざわざ海外に行かなくても同等の教育を受けることができる機会はそう多くはありません。代わりに、多くのインプラント学会に参加することが出来るのは大いに助かります。(来月は、アメリカインプラント学会の為サンディエゴに行きます。その前にUCLAにも行きますが・・・)
今月と来月はインプラントに関するレクチャーです。
今月の講師は、若手NO.1のバック・リー先生。
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←向かって左がリー先生。右側は前アメリカ審美学会会長のマーチャック先生(特別出演:本来であれば3月の講師なのですが、時間ができたということで来日されました。きっと親日派なのでしょう!
「いつ何時も基本に忠実であれ」 というレクチャーで、多くの先生方が大変参考になったと大絶賛していました。主な内容はGBR(顎堤増生法)。但し、出来るだけ簡単に必要最低限の骨を作るべき:患者さんに負担をかけない!であるというスタンスであり、正に私が常日頃から実践していることでした。逆に言えば、自分の方向性は間違っていなかったということが再確認できたわけであり、その点は大変うれしく思いました。
さて、初日が終わった後は、皆さんお待ちかねの懇親会が開催されました。実のところ、私の所属するインプラントのスタディーグループ(ISO)から多くの先生方が参加されており、その場に居合わせたインプラント馬鹿達は酒を飲んでいる最中もインプラントの話ばっかり・・・。相変わらず馬鹿ばっかりだと思いました(笑)。結局、私は2次会まで・・・参加させられました。自主的に参加ともいわれていますが・・・。
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←馬鹿の一部(爆)!俺は違うぞ、という先生、是非ご連絡ください。モザイクを入れさせて戴きます。
2日目は、前日のレクチャーの続きと、受講生代表4名の先生による短いプレゼンテーション&ディスカッションが行われました。私は来月、別な講師の前でプレゼンする予定なのですが、著名な先生の前でプレゼンする機会などほとんどないと思いますので、発表された方は皆さん緊張されていたようです。
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来月の開催は、インプラント学会のために渡米する直前の土日2日間です。
それまでに、恥をかかない程度のプレゼンを仕込んでおかないと・・・。
2009年01月06日:大発会
皆様、おはようございます。 中川歯科 審美インプラント・矯正センター の中川雅裕です。
さて、年が変わって、本日が最初の診療日でした。
例年通り、(患者さんからすれば不幸なことなのですけど)お正月の間に何らかのトラブルに見舞われた患者さん(初診の方が多いです)がやや多めにお見えになりました。現在通院中の患者さんのトラブルはあまりなかったようで、「ホッ」と胸をなでおろしております。
そんな中、初日から2009年度最初のインプラント手術を行いました。幸い、正月のブランクは問題にならなかったようで、こちらも安心することが出来ました。
今年は、現時点で計画しているだけで、最低4回海外の学会・セミナー(アメリカ3回・ヨーロッパ1回:全てインプラント・審美歯科関連)に出席する予定です。諸事情による変更もあるかとは思いますが、今のうちに出来るだけの経験をしておきたいと思っています。皆様方にはご迷惑をおかけすることと思いますが、必ずや当院の患者さんへ還元させていただきたいと考えています。
何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします。(実は、事務長にまたお金がかかる!といわれています。こちらもご理解くださいね。医院へ還元しますから・・・。)
ところで、昨年末より、新しいスタッフが中川歯科の仲間になりました。
歯科医師・歯学博士
菊島大輔先生
平成12年 国立東京医科歯科大学卒業
同年 同大学 う蝕治療学講座入局
16年 上記分野にて博士号取得
17年 オッセオインテグレーション インプラントセンター勤務
20年 医療法人 中川歯科審美インプラントセンター勤務開始
現在に至る
ニックネーム・・・「菊ちゃん」 ← 私だけが個人的にそう呼んでいます
という華々しい経歴を持つ先生です。
私の懇意にしているイケメン後輩のU先生の同級生で、彼の紹介でお付き合いさせていただくことになったのですが、よくよく話を聞いてみると、なんと医科歯科大学のスキー部の後輩でした(笑)!更に、彼が現役部員のとき(10年ぐらい前)に私の自宅に寄付金を徴収に来たそうです。この話を聞いたときばかりは、「世間は狭いなぁ」と思いました。そこまで濃いご縁があるのなら!と、仕事をお願いしました。
菊島先生が歯学博士の資格を持っているということは、そのような大層な資格を持っていない私は後輩に負けているということになりますね(笑)
もう少しすると中川歯科の雰囲気・やり方に慣れてきてくれると思いますので、これをお読み頂いた皆様、気軽に話しかけてあげてください。結構照れ屋です。 ← 私が思っているだけです。
一方、歯科助手として 栗原さん が昨年からガンバってくれています。やっと慣れてきてくれましたね。
そして、明日からもう一人 浦上さん も仲間に加わります。
というように、このご時勢の中、スタッフを増やすことはある意味挑戦的ではあるのですが、「ピンチはチャンス」 「全体のレベルの底上げが出来る最高の機会」 と考えて、また、患者さんにより行き届いた医療サービスを提供できるようにと考えている次第です。
今年も、患者さんにとって信頼できる歯科医院になることが出来るようにガンバって参ります。
よろしくお願いいたします
中川
2009年01月01日:明けましておめでとうございます
明けまして おめでとうございます。
中川歯科 審美インプラント・矯正センター の中川雅裕です。
本年も、中川歯科を、そして私・中川雅裕をよろしくお願いいたします。
さて、皆様はどんな正月を過ごしていらっしゃるでしょうか?
私は、何もせず、ゆっくりとダラダラしております。日ごろ忙しいことを考えると、ダラダラ過ごせるのは正月ぐらいなもので、ある意味、貴重な時間といえるでしょう。ただ、性格上、何かをしていないときがすまないもので、今日は部屋にある膨大な数のCDを整理しつつ、新年の大掃除をしています。(年内は出来ませんでした・・・)
当然、お決まりの今年の抱負ですね。
今年は 後厄 ということで、体にだけは気をつけたいと思います。本厄だった昨年のことを考えると、今年は大病を患っても、あるいは最悪死んでもでもおかしくないはと考えています(笑)。
ということで、今年も下の画像(闘牛)のように、体力の続く限り 闘争心を忘れないように、しかし、ゆっくりと戦っていきたいと思います!
気持ちは 「笑う門には福来たる」
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そして忘れてはいけない、他力本願・招福の代表 招き猫 でしょう。まあ、福の神までは期待しないので、何とか邪気だけはやって来ないでほしいものです。
ということで、これから家族と、近所の小さな神社に初詣に行ってきます。今、奥方に呼ばれました・・・(笑)
2009年元日
中川雅裕






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