All-on-4
All-on-4 (オールオンフォー)
◆総入れ歯の方・多数の歯を失っている方へ是非ともお伝えしたい最新のコンセプト

これまで多数の歯を全て失った患者さんの治療方法としては入れ歯が主流でした。しかし、入れ歯には「硬いものは痛くて噛めない」「会話中に入れ歯が動いてしまう」「大きくて違和感を覚える」「取り外して掃除をしなくてはならない」などの多くの問題点があり、おそらく入れ歯をお使いの方は我慢して使われているのではないでしょうか?
そのような方にとってインプラント治療が健康を取り戻す唯一の方法であるといわれています。インプラント認定医からするとインプラントを用いて固定式のブリッジにすることはそれほど難しいことではありませんが、そのかわりインプラント治療には以下のデメリットがあることも事実です。
① 比較的費用が高価である
② 通常、複数回の外科手術が必要である
③ 治療期間が長くかかる
④ それに伴い噛みにくい期間が存在する

上記の理由によりインプラント治療をためらっている患者さんの期待にこたえるべく、当院では約8割以上のケースで抜歯即時負荷インプラントを行っており、多くの患者さんに1日で固定式の歯を入れさせていただいておりますが、やはり決して安くはない費用負担だけは問題となっているようです。
それではいけない!我々歯科医師には、歯を失って苦しんでいる多くの患者さんに対し、この素晴らしいインプラント治療を提供する義務があるではないか?と考えた、現在世界で最もインプラント治療を手がけているポルトガルのP.マロ先生よりAll-on-4 (オールオンフォー)と呼ばれるコンセプトが提唱されました。
All-on-4 (オールオンフォー)は従来のインプラント治療に大きな変革をもたらす、画期的で最新の治療方法です。たった4本のインプラントで12本分の歯を支えることを可能にするコンセプトであり、これによってインプラント治療のデメリットである「治療期間」「経済性」「審美性」「外科的侵襲」などの患者さんにかかる負担を軽減した治療法がAll-on-4 (オールオンフォー)なのです。 このコンセプトに従えば、手術が終わったとたんに入れ歯から開放されるだけでなく、歯があったときと同じようにしっかりと噛めることが出来るようになるのです!
All-on-4(オールオンフォー)によるインプラント治療のメリット
・治療当日に仮の歯を入れるため歯のない期間は全くなく、その日のうちに食事が可能になります
・従来のインプラント治療に比べてインプラントの本数が少ないため費用負担が少ない
・治療回数・期間が短くてすむ(即日で終了する)
・腫れや痛み治療時間を軽減できる
◆All-on-4 (オールオンフォー) を検討するにあたっての注意事項
全てのケースにおいてこのAll-on-4 (オールオンフォー)が適しているとは限りません。
次のような場合は、長期的な安全性を高めるため、4本以上のインプラントを埋入することをお勧めしております。当院では通常、上顎に対しては最低5本(可能であれば6本以上)のインプラント埋入をお勧めしております。(治療費用は増加します)
1. 通常の食生活において、患者さんの噛む力が強いと予測される場合
2. 歯軋りや食いしばりなど、インプラントに大きな力がかかることが予測される場合
3. 骨の量が少なく、十分な長さのインプラント(13mm以上)を埋入できない場合
4. 抜歯即時埋入で、埋入したインプラントの一部しか骨と接触していない場合
5. 患者さんのご希望で、最終的に12本以上の歯を回復する場合
治療前によく説明させていただきますので、ご安心ください。
《All-on-4 治療例》
ケース1・・・下の歯を入れ歯でなくインプラントにしたい
| 歯は2本残っていますがあまり状態はよくありませんので抜歯を行い、抜歯即時負荷インプラントにて完全固定式のブリッジをお作りします。今回はAll-on-4にて対応します。 | 手術開始から約4時間後、その日のうちに歯が入りました。これで、食事がしやすくなりますね。但し、2ヶ月間は硬いものには注意して下さい。 |
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| 下顎神経を避けて、4本のインプラントが綺麗に埋入されています。上顎が総入れ歯であれば、4本のインプラントで十分だと考えています。 | |
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治療前(上写真左)
歯が2本残っています。抜歯が必須というほどではありませんが、なるべく費用負担が少ない方法で固定式ブリッジをご希望になられましたので、戦略的抜歯を検討します。上顎は総義歯でありそれほど大きな力がかかってこないと考えられるため、インプラントの本数は最小限の4本で問題ないと判断しAll-on-4 (オールオンフォー)による即時負荷インプラントを計画しました。
治療後(上写真右、下写真左)
午前中だけで固定式のブリッジを装着することが出来ました。上部構造を支えるインプラントは4本だけであることがお分かりになるでしょう。下が固定式になり、生まれ変わったとまで言っていただくことが出来ました。本当に歯医者冥利につきますね。
上記ケースの治療費用・・・¥1,806,000
内訳(税込)
診断料(ケースによって異なります)・・・¥21,000
All-on-4 パッケージ料金(下顎)・・・¥1,575,000
即時負荷加算料金・・・¥210,000
ケース2・・・インプラントでしっかりと噛めるようになりたい
| 全ての歯が重度の歯周病であり、通常の硬さの食事でも噛むのに一苦労ということです。患者さんはインプラントにしてなるべく早く噛めるようになることをご希望になられていました。 | 20数本の歯が残ってはいるものの、歯周病をインプラントの関係を考えると残念ながら中途半端に残すわけには参りません。 |
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| 上顎は、CAD/CAMを応用したチタン製のサブストラクチャー(下部構造)の上に1本ずつ独立したメタルセラミックを装着しているブリッジ、下顎はやはり、AD/CAMを利用して作られたフレームを持つアクリリックレジンブリッジです。 | 下顎は骨の状態が良かったためAll-on-4 (オールオンフォー)、 上顎は6本の埋入を基本としますが骨の量が少なかったためAll-on-5 (オールオンファイブ)の形になっています。無理してインプラントの数を増やすとメンテナンスに問題が生じてきます。 |
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初診時(上写真左右)
初診でいらした時の画像です。今まで散々色々な歯科医院を受診されたそうですが、どこへ行っても満足な治療計画を立ててもらえなかったとのことです。全ての歯がグラグラ動いている状態で、これでは何も噛むことができなかったでしょう。患者さんと相談した結果、全ての歯を抜歯させていただく代わりに、その日のうちに歯が入る治療All-on-4 (オールオンフォー)で上下同時に治療させていただくことになりました。
治療後(下写真左)
下顎の難易度はそれほどでもありませんが、上顎はかなりシビアな症例です。左右上顎洞が前方部分まで張り出してきておりインプラントを埋入できるスペースがかなり限局されていますので、5本の埋入にとどまりました。
上下あわせて9~10本という少ない本数のインプラントで固定性ブリッジを支持できるということは、手術時間が少なくてすむ・費用を抑えることが出来るというメリットがあります。失った歯と同じ数の大量のインプラントを埋入する考えは、時代遅れといわざるを得ません。インプラントの本数が少ないということはその分だけ費用も安くなり、患者さんにも喜ばれています。
もう歯が動くことを気にせず、硬いものであろう何だろうと安心して何でも美味しく噛むことができるようになるでしょう。
上記ケースの治療費用・・・¥5,817,000
内訳(税込)
CT診断料(ケースによって異なります)・・・¥42,000
All-on-4 パッケージ料金(下顎)・・・¥1,575,000
All-on-4 パッケージ料金(上顎)・・・¥1,680,000
即時負荷加算料金(上下顎)・・・¥210,000×2
セラミック上部構造(上顎)・・・¥1,680,000
アクリリック上部構造(下顎)・・・¥420,000









