新着情報
2008年05月01日:傾斜埋入(今日のオペ)
こんばんは。いろいろやっていると、すぐこんな時間(午前2:30)になってしまいます。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
さて、一昨日シカゴより帰国し、昨日29日はゆっくり休むことができました。本日30日は、帰国したばかりですが、2件の複雑なオペをこなしました。午前中のオペを振り返ってみたいと思います。
60歳代の女性の患者さんで、約2年前に 旧サイト(現在は症例集) をご覧になって来院されました。下顎はすでにインプラント治療をさせていただいております。今回は上顎のインプラント治療をご希望になられており、現時点では、右側にはインプラントによりしっかり噛める仮歯が入っている状態です。
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上顎を治療するにあたり、いろいろな治療方法を患者さんと相談しました。問題はまだ残っている前歯4本ですね。それらを抜歯すれば 即時負荷 という形で半日で噛める様になるのですが、患者さんはどうしても自分の歯を残したいという強い希望をお持ちでしたので、従来から行われている左右別々にインプラントを行う治療計画としました。当然、、そちらのほうが時間と費用がかかりますが、患者さんのご希望を最大限に尊重することも大切なことだと考えています。
下の画像は術前のレントゲンですが、黄色く囲んだ部分にしか骨はありません。後ろのほうは普通に考えればソケットリフトが必要になりますが、それでは噛める様になるまで半年以上かかってしまいます。右側も同様でしたが、このような場合、当院では 傾斜埋入 のテクニックを使います。傾斜埋入 は数多くの論文でその安全性が確立されており、また、骨の移植が回避できるという点で非常に優れていると考えています。(ただし、きちんとインプラント治療を研鑽している歯科医師のみができる治療です。誰でもできるとは限りません)この方法であれば骨の移植が必要ありませんので、費用が安くてすみ、また、3~4ヵ月後には噛める様になります。![]()
術前のレントゲン写真です。右にはすでにインプラントが入っていますね。
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インプラント埋入時の画像です。一番後ろのインプラントには40度近い角度がついている様子がわかると思います。ソケットリフトを回避する方法のうちのひとつです。
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手術後のレントゲン写真です。全てのインプラントが既存の骨の中にきっちり収まっています。約4ヵ月後、綺麗な仮歯でキチンと噛めるが今から楽しみですね。
2008年04月30日:3ⅰグローバルシンポジューム 2
こんばんは。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
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さて、昨日に引き続きまして ”3i Global Symposium" について書かせていただきます。
今回は一人で参加しました(友人とではなく 3ⅰ のツアーに乗りました)が、現地で気のいい仲間と再会し、一緒に楽しむことができました。昨日のブログでも書きましたが、3ⅰ単独のカンファレンスですのでかなりメーカー色が強いかな?と思いましたが、意外にそうではありませんでした。その辺は、某赤いメーカーとは違い大人の雰囲気を感じました。(だめだと言っているわけではありません、念のため・・・)
全体的には、先月の アメリカインプラント学会 の小型版といった感じで、衝撃的な何かとは出会えませんでしたが、3ⅰ 独自のトピックとしては、NanoTite Tapered Prevail、Navigator System、Bone substitutes など、いろいろとあったと思います。しかし・・・。
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私が一番恐れ入ったのはこの "ZIREAL ART" の看板でした。このセンス、国内のメーカーでは絶対にありえません。少なくとも、同じイメージ戦略ならば、ただ歯をむき出しにしてにっこり笑っているハリウッドスマイルばかりの他のメーカーとは比べ物になりません。患者さんにはそちらのほうがいいのかもしれませんが・・・。
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プラットフォームスウィッチングとGBRについて解説する Dr U.Grunder
最後に・・・
友人からもらったかわいらしい動画を載せておきます。

2008年04月30日:3ⅰグローバルシンポジューム
こんにちは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
昨日、シカゴで開催された ”3i Global Symposium" より帰国しました。
前回ボストンで開催された アメリカインプラント学会 からあまり時間が経過していないため、内容的に重なる部分があり、仕事を休んでまでいく価値があるのか心配でしたが、十分にありました。それは、また後ほど・・・。
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時間を作って見学に行った Northwestern University の Medical Center の前にて・・・。純正のオペ着を購入しました。
下の写真は、今回、行動を共にした先生方との2ショットです。カンファレンス終了後に、ホワイトソックス vs ヤンキースを観戦しに行ったときのものです。生”松井”を見てきました。
向かって左側は、神戸・三宮では敵なしの凄腕 サクラデンタルクリニック の三木先生、右の写真でご一緒しているイケメンは、UCLA留学経験を持つ オリオンデンタルオフィス の櫻田先生です。お二人には本当にお世話になりました。今度の EAO またご一緒しませんか?という話が出ています(参加できるように頑張って仕事をせねば・・・)
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2008年04月22日:メタルセラミック と セラミックインレー
こんばんは。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
明日から、今年2回目の学会参加となります。休診中はご迷惑をおかけいたしますが、きっと当院の患者さんに還元できる最新の知見を入手してまいる所存です。ご理解・ご協力をお願い申し上げます。当院には、もう一人歯周病とインプラントに精通しているドクターがおりますのでご安心ください。
さて、本日は1週間前にセットさせていただいた 審美セラミック のケースをご紹介いたします。患者さんは知人のお母上であり、「銀歯をきれいにして・・・」 ということでご紹介いただきました。
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初診の状態です。銀歯は口の中では黒く見えます。お孫さんに、、「どうして歯が黒いの?」 と言われてショックを受けたとのことです。セラミックインレー と メタルセラミッククラウン で修復させていただきます。
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根管治療などの基礎治療を行い、約1か月後に型取りを行いました。画像のような、削ったところが鮮明に見える印象 でない限り、きちんとしたセラミックを作ることはできないと考えています。(印象材: GC Fusion Ⅱ) プロトタイプ
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出来上がった メタルセラミッククラウン と セラミックインレー です。セラミックはデリケートであり、歯と接着するまでは取り扱い注意です。
下の画像はセラミックセット後1週間経過後の写真です。 メタルセラミッククラウン はやや白いように思えますが、多くの患者さんはどちらかと言うと白い方を好むようです。
この患者さんは大変満足され、仲良くさせていただくようになり、最終的に口の中の金属を全て白くすることをお願いされてしまいました。
機会があればまたレポートさせていただきます。
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ところで、今アメリカ行きの荷物をまとめながらこのコメントを書いています。まあ、前日の夜に用意をし始めるのはいつものことなのですが・・・。
中川雅裕
2008年04月22日:学会参加のお知らせ
こんばんは。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
私中川雅裕は、明日23日より28日まで、シカゴで開催される ”3i Global Symposium" に参加のため、休診とさせていただきます。休診中はご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

なお、ほかの歯科医師が常勤しているため、クリニックは通常通りの診療を行っております。
初診・再診・急患の患者さんを通常通り受け入れることが可能となっております野で、どうかご安心ください。
中川雅裕
2008年04月16日:まったく痛みと腫れがありません Part2
こんばんは。八王子市の中川歯科医院 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
昨日お知らせいたしましたとおり、本日は2件のインプラント手術を行いました。
お一人目は60歳代の女性で、噛んだ時に左下の歯が痛むということで来院されました。診断の結果、4番目の歯に穴が開いており残念ながら抜歯をしないと痛みが治まらないことが判明し、相談の結果インプラントをさせていただくことになりました。
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見事に穴が開いておりました。このような画像を公にするたびにまだまだ残せるのでは?とご質問をいただきますが、穴やヒビがあると大切な骨を失ってしまう可能性があります。患者さんのご希望しだいですが、インプラントの耐久力はこの年齢の患者さんの余命以上です(失礼!)ので、まだ状態がいいうちに簡単にインプラントに変えてしまう方がいいのではと考えています。・・・もちろん残せる歯を抜歯したりはいたしません!
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このようなケースでは、少しテーパー気味のインプラントが適しています。今回は、NobelSpeedy Groovy を使用しました。安全なレベルの初期固定を得るには非常に優れたインプラントといえるでしょう。
下の画像の解説です。
〈左図〉抜歯をした歯よりインプラントの直径の方が小さいのでインプラントと穴の間に隙間があきます。最新の知見ではその隙間に吸収しづらい人工骨を入れることが推奨されています。今回は燐酸カルシウムを補填しました。何もしないと外側の骨が吸収してしまい、最悪の場合はインプラント本体が露出してしまいます。
〈右図〉今回は隣の歯の仮歯で審美性を確保することが可能でしたので、チタン製のパーツを連結して終了です。切開していないので、縫合の必要全くもありません。
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かかった時間は30分程度という、非常に短い時間でした。本日の夕方患者さんに連絡したところ、痛みも腫れもまったくないということでした。
患者さんのそのような声を聞くと安心しますね!
中川
明日は、上顎フル(現在患者さんは総入れ歯をお使いです)のケースを予定しています。あまりに骨が少ないので、残念ながら 即時負荷 はできないケースです。最終的にインプラント3本だけ埋入(かなり難しい!)し、磁石などで何とか入れ歯を安定させる方法を考えています。
2008年04月15日:まったく痛くも腫れもありません・・・(インプラントの印象について)
今日はもうひとつ症例を・・・!
下の画像の患者さんは左上のブリッジが壊れてしまい、インプラントにすることにしました。実はこの患者さん、数年前に当院で左下にインプラント治療をさせていただいております。それが大変調子がいいということで、今回もインプラントをご希望になられました。無理をすればブリッジも可能でしたが、また壊れる可能性もありますのでインプラントをさせていただきます。
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拡大画像を見ていただくと、セラミックと金属フレームに亀裂が入っていることがわかります。
骨と歯ぐきの状態がよかったので、今回はメスを使わない 無切開インプラント を選択しました。無切開ですから、術後の痛みや腫れは皆無だといっても過言ではありません。ちょっと怖がりの患者さんなのですが、それならまったく問題ないということでした。もちろん、予想通り痛みと腫れはありませんでした。下の画像を見ていただけばわかりますが、インプラントを入れるための穴を開けただけです(パンチングと呼びます。さすがにその穴を開けないとインプラントを入れられませんのでこれだけは仕方がありません)
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下の画像は4ヵ月後の印象(型取り)のときの画像ですね。インプラントの位置はほぼ理想的であり、また歯ぐきもきれいに治っています。この様な状態であれば、綺麗なセラミックを作るのはそう難しくはありません。
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左は型取りの際の画像です。天然歯に対するメタルセラミックの金属フレームと一緒に再度、型をお取りしました。
明日・明後日は、インプラントのオペが2ケースずつ入っています。もう遅いので、そろそろ床に就かねばなりません。おやすみなさい・・・。
中川雅裕
2008年04月15日:美しい患者さんに美しいセラミックを・・・
一昨日のケースです。まずは術前の状況を・・・。
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30歳代の大変美しい女性の患者さんで、当院の 症例集 をご覧になり、同じ様にきれいにしてほしいと来院されました。問題の黒くなっている歯ですが、かなり昔に神経を治療したとのことです。しかしながら神経(正式には歯髄)の残りをきちんと取りきっていない場合、画像のように黒く変色してしまいます。歯だけでなく、歯ぐきの部分にまで変色の影響(ディスカラーレーションと言います)が出ていることも問題です。このような場合、最初に インターナルブリーチング(漂白) を行いますが、ここまで変色していると完全に隣の歯と同じようにはなりません。患者さんと相談の結果、 インターナルブリーチング(漂白) の後に プロセラオールセラミック による審美修復を予定しました。その他の歯にも ホワイトニング を行い、全体的に明るいイメージをお創り致します。
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上の画像では、ブリーチング後にファイバーコアが出来上がっている状態です。隣の歯はすでにダイレクトボンディングが終了しています。ブリーチングの甲斐あって、ずいぶんと色調が改善されていることがお分かりになると思います。もし、最初の変色したままの状態でオールセラミックを入れようとすると、透明感を犠牲にするか、あるいは下地の変色した歯の色が透けてるくるか、いずれにせよ綺麗な状態に回復するのは非常に困難であるといえるでしょう。
特に歯の変色が歯ぐきにまで影響を与えているケースでは、 インターナルブリーチング は必須と考えています。
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セット直後のためやや透明感が高い感じですが、通常1週間程度で落ち着いてきます。(歯ぐきが白く見えるのは接着剤の影響とセラミックで歯ぐきを少し押している形にしているからであり、これも翌日には問題なくなります)
注目していただきたいのは、術前に見られた歯ぐきの黒ずみ(ディスカラーレーション)がまったく見られないことです。これは、 インターナルブリーチング の賜物といえるでしょう。
患者さんのご希望がかなりハイレベルでしたので当初の予定よりも長期間の治療となってしまいましたが、御満足頂けたようでホッとしています。
中川
2008年04月02日:一日で骨を作り、歯を入れました(即時負荷です)
こんばんは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
さて、最近このウェブサイトをご覧になり来院される患者さんのインプラント手術をさせて頂くことが増えてきています。少しでも皆様の不安を取り除くことができるようなウェブサイトにできるように、今後もがんばって行きたいと思っています。
さて、今回は、最近やらせていただいたインプラントのケースについてご紹介させていただきたいと思います。
この患者さんもやはり、このサイトをご覧になってお越しになりました。約2週間前に他院にて抜歯を受け、そこではインプラントはまだ不確かだからと入れ歯を勧められたそうですが、ご本人はインプラントをご希望になられています。下の画像は手術時の写真ですが、手術前に必ず歯型を取り、最終的なゴールを決めておく必要があります。今回は骨を作る同時に仮歯を入れる予定ですので、あらかじめ仮歯を作っておきます(右の写真)
術前のシュミレーションでは、予定している2本のうち手前(6番相当部)の部分は骨が足りないことがわかっていますので、人工骨を準備して手術に臨みます。
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インプラントを埋入しましたが、予想通り手前の部分は骨が足りません。そこで自家骨と人工骨(リン酸カルシウム)を混ぜ合わせたものを足りない部分に補います。自家骨はインプラントを埋入するときに出る余った骨(強いて言えば削りカス。それを集める専用の器具もあります)を用いるため、別な部分を切って採取する必要は全くありません。
後は用意してあった仮歯を適切な形に修正して、インプラントに取り付ければ手術は終了となります。時間にしてわずか1時間少々であり、すぐに歯が入る非常に画期的なテクニックです。患者さんによると、腫れはほとんどなく痛みも全く無かったとのことです
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約2週間後の写真です。仮歯が入りましたので、患者さんは大変喜ばれてます。従来の3ヶ月以上経過してやっと仮歯が入る治療法法とは一線を画していると言えるでしょう!歯と歯の間の微妙な隙間は、時間の経過とともに埋まってきますので食べ物が詰まるなどの心配は必要ありません。
術後のレントゲン写真です。骨がない部位へのインプラント埋入は意外に難しい(斜めに入れないといけないため)のですが、2本ともほぼ平行にきちんと入れることができています。患者さんからは見えない部分ですが、ここが重要なところです。
今後反対側の割れている歯と、上顎の重度の歯周病の歯も順次インプラントに置き換えていく予定です。
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2008年03月27日:インターナルブリーチング
インターナルブリーチ とは、神経を失い変色した歯の色を元の綺麗な状態へ戻す漂白方法です。ホワイトニングの一種ですが、当院では生活歯(神経のある歯)に対するホワイトニングと区別するため、 インターナルブリーチ と表現しています。
下の画像の患者さんは私の小学校時代の友人の奥方であり、歯医者はそれほど苦手ではないということですが、歯の変色が気にはなりつつも長年このような状況を放置しておられた様です。
画像を見てもわかるように、元々の歯の色はかなり白い部類の属しますが、神経が取られている歯だけが著しく変色しています(差し歯の部分は除く)。
このような場合、最も効果を発揮するのが インターナルブリーチ だと考えています。
治療方法は非常に簡単です。裏に詰まっているレジン充填などの古い詰め物を取り、変色している部分に漂白剤を入れるだけであり、短時間に痛みもなく終了してしまいます。オフィスホワイトニングの様に、クリニックに1時間近くいていただく必要はありません!
漂白剤としては、当院では濃度の高い過酸化水素のジェル(アメリカ最新鋭:日本未発売)を使用しています。アメリカ直輸入です!
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下の画像は一週間後の状態です、今までの漂白剤ではここまで白くするのに3週間ぐらいかかっていましたが、上記の最新の漂白剤を使用するようになってからは非常に短い期間で目標の白さを取り戻すことが可能になっています。
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今後は・・・
①変色したコンポジットレジンのダイレクトボンディングによる修復
②全く色も形も合っていない差し歯のオールセラミックによるやり直し
を予定しています。
今から、患者さんに喜んでいただけることが容易に想像されます!
同じような変色でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に相談してください。
中川
2008年03月15日:PMTCとエアーフロー
こんばんは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
先週の アメリカインプラント学会 から帰国したものの、日々の診療と雑務に忙殺され更新が滞っておりました。申し訳ありません。
さて、今日は比較的簡単で身近な診療に関してのご案内をいたしましょう。
多くの方々が毎日歯を磨いていることと思いますが、どうしても完全に汚れ磨ききれていない場合が多いようです。最近の予防歯科の考え方に、PMTC というものがあります。
PMTC とは、Professinal Mechanical Tooth Cleaning を略した言葉で、簡単に言うと、歯科医師や歯科衛生などの専門家がいろいろな器材や道具を使って患者さんのお口中を徹底的にお掃除するということになります。
まずは実際を見ていただきましょう。
下の画像の患者さんは、当院でインプラント治療を受けられた患者さんのご紹介でいらっしゃいました。約10年前に他の矯正専門医院にて矯正治療を終了し、保定(歯が動いて戻らないようにすること)のため、下顎前歯の裏側にワイヤーが張られていました。正面から見るとそうでもありませんが・・・。
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裏を見ると、タバコのヤニのように真っ黒です。(注:この方は非喫煙者です)
このような場合、まず超音波スケーラーで大きな歯石を汚れを除去し、細かいところはエアーフロー を用いてさらにきれいにしていくことができます。仕上げに、歯科衛生士による PMTC と フッ素塗布 を行うことにより、歯の汚れを落とすだけでなく歯に汚れを寄せ付けないようにすることができます。
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エアーフロー ですが、やっている間は痛みはありません。強いて言えばパウダーが少ししょっぱいのと、パウダーが歯ぐきに当たると少しだけチリチリするぐらいです。
PMTC は、爽やかな風味のペーストを使って歯の表面を磨き上げるだけですので、痛いというよりとても気持ちがいいものです!実際 PMTC 中は寝てしまう方が多いですね。
当院には エアーフロー や PMTC だけをご希望の方も数多く来院されています。お気軽に お電話 や メールでお問い合わせください。
中川歯科医院スタッフ一同、心よりお待ち申しております。
2008年03月04日:アメリカインプラント学会6(総括その1)
こんばんは、中川歯科 審美インプラントセンターの中川雅裕です。
昨日の夕刻ボストンより帰国し、今日の午後から患者さんの診療をさせていただきました。
その前に、今回のアメリカインプラント学会の総括を考えてみたいと思います。こういう問題はそれを見る人間の切り口(考え方・注目する部分など)によって異なる意見が出てくるのが通常です。したがって、ここで述べさせていただく内容に関してはあくまでも私一個人の私見であるとご理解いただきたいと思います。
まず最初にお話しておかなければならないことは、こういうグローバルな学会のメインセッションでは、まだ確立していないテクニックや独りよがりな治療方法は、Evidence(確固たる十分な研究結果)が足りない!ということで忌み嫌われるということです。逆に言えば、過去において大々的に発表された間違ったコンセプトは徹底的に叩かれてしまうのです。
昨年の例で言えば、メインセッションの最初で思い切り叩かれてしまったあるワンピースインプラントでしょう。叩いたのがスカンジナビアの重鎮 Dr T.Albrektsson ですので、誰も文句を言えるはずもありませんでした。彼は、数多くの検証結果を持って論理的に叩いていました!(笑) が、しかし彼曰く、これを使えばすぐ噛めるようになると謳って、本来であれば経験豊富なインプラントに熟達した歯科医師以外は使うべきではないのに、インプラント初心者にまで簡単に使わせたメーカーに問題があるという結論でした。 私には、決してそのインプラントがダメといっているわけではなくそのメーカーの売り方・宣伝の仕方を批判していたように思えました。
私自身もいろいろな新しいことにチャレンジしていますが、必ず現場へ行って本物を見た上でその安全性・治療上の有効性に確信が持てたときのみ取り組むようにしています。だから、アメリカやヨーロッパへ足を運ぶのです。実際に自分の目で見てみないと、正しいかどうかはわかりません!見たら全部わかるのかといわれると困りますけど・・・。
それはさておき、今年はどうだったのかというと当然ですがありましたよ。前評判だけで倒れてしまった スキャロップインプラント 叩きが・・。叩いたのが、NYU(ニューヨーク大学)のDr Dennis Tarnow 、メインで叩かれたのがそのインプラントの開発者である Dr. Peter Wöhrle でしたが、さすがアメリカ(?)、度量の深さなのか、ユーモアなのか、淡々と問題点を指摘しているDr Dennis Tarnow の話を聞きながら、叩かれているはずの Dr. Peter Wöhrle が横で大笑いしていました。日本であれば、間違っているとわかっていても誰も学会でそのような話をしません。
何でも白黒はっきりさせたがる国と灰色が好きな国のお国柄の違いかもしれませんが、何かあったときに一番迷惑をこうむるのが患者さんだということを考えたときに、どちらのスタンスがいいのかははっきりしています。この点では、日本は見習うべきであると思います!
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Evidence Besed? = 科学的証拠に基づいているのか?
と問題提起しているスライド
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Dr Dennis Tarnow の顔が映っています・・・大仏さまではありません!
2008年03月03日:アメリカインプラント学会5
こんばんは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
2日目の続きとして一番印象に残ったスライドを一枚・・・。
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これは、NYUのターナー先生の講演の一番最後のスライドになります。要約すると
審美領域では、インプラントをやる前に骨と歯ぐきを作れ!!
ということになります。一部エキスパートを除いては、階段を一段ずつ上っていった方がより確実であり決して急いではいけないぞ!という、インプラントの大先生からのメッセージですね。
さて、昨日お伝えしたように今日は NobelBiocare の最新インプラント NobelActive のハンズオン(実習つき講義)を受講しました。講師は、NYUに留学していた Dr Jose M Navarro でした。スペイン人らしく非常にフランクな人柄が印象的でした。
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セミナー後、ホセとの2ショット
NobelActive は、昨年の ヨーロッパインプラント学会 で正式に発表された、柔らかい骨用に作られた特殊なインプラントです。骨の中に食い込む能力が非常に高く、使い方をマスターすればインプラント治療をより簡単にしてくれるアドバンテージがある反面、使い方を誤ると骨を破壊してしまう危険があります。したがって、従来のインプラント治療に十分習熟しているエキスパートのみが使用できるインプラントであり、 NobelActive を購入するためには、セミナーに参加する必要があるのです。この NobelActive おそらく日本で薬事認可が下りるのは3~4年先だと思われるので、今回は購入できる認定資格を取得してきました。日本の薬事法もいい加減に何とかしてもらいたいものです。(あくまでも私見)
今回、トータル8人の仲間とご一緒しました。行きの飛行機がキャンセルになったりと小さなトラブルはありましたが、何とか無事に全ての予定をこなすことができました。
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今回一緒に行った仲間たち
次回の海外セミナーは、4月23日からの The 2008 BIOMET 3i Global Symposium に参加を予定しております。
患者さんには、またご迷惑をおかけすることになると思いますが、なにとぞご理解・ご協力をお願い申し上げます。
中川雅裕
2008年03月01日:アメリカインプラント学会4
おはようございます。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
本日も アメリカインプラント学会 についての情報をアップいたします。
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夜のボストンの町並み。大変 趣きがありますね。
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寒さが厳しくふらっと立ち寄ったスーパーでバーゲン品のダウンコートを購入しました。
中央クリニカルインプラントセンター 西村紳二朗先生(昭和大学歯科麻酔学臨床教授)と
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同行して頂いている 南青山インプラントセンター 佐藤明寿先生(英語ペラペラ!)と2ショット
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今日は朝から大雪です・・・。
本日は、NobelBiocare の最新インプラント NobelActive のハンズオン(実習)を受講することになっています。
現地で急遽決まったセミナーですが、聞いているばかりですとどうしても間延びしてしまいますのでいいタイミングです。
3i Implant では、最新のインプラント Tapered Prevail NanoTite を見てきました。中々良さそうです。4月にシカゴのカンファレンスに参加しますので、そのときに購入する予定です。
では今日一日頑張ってきます!
2008年03月01日:アメリカインプラント学会3
こんにちは。中川歯科医院 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
昨日は時間が無く、こちらの模様をアップできませんでした。
ちなみに昨日の夕食はこんなもの食べていました。でかい!
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同行したU先生
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いい天気にもかかわらず気温が低いため解けない雪
今日でカンファレンスは2日目を迎えました。前日の朝は雪が降っておりましたが、今日は一転快晴となりました。2日目は有料セクションの Limeted Attendance が開催されました。参加者が12のコースの中から好きな内容を選択し、大会の参加料とは別に有料のチケットを購入し聴講するものです。
私は、世界的に有名な Team Atlanta の Dr H.Salama のコースを選択しました。
講義内容は、 条件が悪いケースにおけるGBRの限界を踏まえた診断と治療計画のたて方、およびその実践 といった感じでしょうか?治療計画を立てる際に時には退くことも覚えていなくてはならないという点で非常に参考になりました。
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一足先にメイン会場にて撮影
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メイン会場での Dr H.Salama のプレゼンテーション
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Limited Attendanceでの Dr H.Salama のプレゼンテーションの1コマ
休憩時間中には、世界中のインプラントに関係するメーカーが自社製品をアピールする展示会を見て回ります。今回特に目新しいものはありませんでしたが、日本では手に入れることが出来ないものを中心に日常で使用する器具や材料を調達してきました。
また、インプラント界の重鎮の先生、アメリカでした逢うことのできない先生との再会も海外遠征の大きな魅力のうちの一つですね。
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NobelBicare 社のブースの前で AO 次期会長のProf.P.K.Moyと一緒に・・・!彼はいつも穏やかで紳士です。 ISO ではいつもお世話になっています。
一年ぶりに再会、NYで開業されている Dr Lewis.Fujimoto。彼もまた、
残りあと1日、中川歯科に来院して頂く患者さんのために精一杯頑張ってきます。
2008年02月28日:アメリカインプラント学会2
こんばんは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
さて、昨日お伝えした通り、私は今 アメリカインプラント学会 に参加するためにマサチューセッツ州ボストンに来ています。
私が学会に参加する時は、必ずマイナーなトラブル(致命的ではありませんが)が起こります。昨年の ヨーロッパインプラント学会 に参加した際は、飛行機に乗れず(われわれの責任ではなく、乗り継ぎ便が遅れたため)、バルセロナ⇒アムステルダム⇒ソウル⇒成田 という訳の分からない経路で帰る羽目になりましたね、そういえば・・・。
今回、まず手始めに予約していた飛行機(ユナイテッド)がキャンセルになりました。シカゴ経由だった為、現地の天候不良かと思いましたが、話をうかがうと、結局のところメカニカルトラブルでアメリカから成田に飛行機が戻ってこれなかったようです。約4時間後の飛行機に乗り、家を出てから24時間後、ボストンに到着しました。ボストンは思っていたほど寒くありませんが、結構乾燥しています(アメリカはどこもそうですが・・・)。
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ホテル にも無事チェックインし、同行した8人で食事を取ろうとしていると雪がちらついてきました。雪がふると、やはり寒いでね。感覚とすると、約1ヶ月前の東京といった感じです。
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ということで、直行便がないと移動でほとんど丸1日を使ってしまいます。
明日より、カンファレンスが始まります。先ほど申し上げたように、まだまだいろいろなことがおきそうですが、できるだけ多くのことを学んで来たいと思っています。
中川雅裕
2008年02月27日:アメリカインプラント学会
こんばんは。
私、中川雅裕は明日より3月3日まで、アメリカインプラント学会に参加のため休診とさせていただきます。渡米中はご迷惑をおかけいたしますが、 最新のインプラントのコンセプトを研鑽してまいりますので何卒ご容赦いただきたいと思います。
なお、 中川歯科医院は診療を行っておりますので、通常通り急患の方の対応には一切問題ありません。別の歯科医師が拝見させていただきますが、インプラント・審美歯科に習熟している医師ですのでどうかご安心ください。
さて、今回の舞台は ボストン です。松坂の所属するレッドソックスの本拠地があるボストンです。話によるとかなり寒い(北海道程度)との事ですが、ブリザードにさえならなければ特に問題ないと思います。
下に、過去のAO(アメリカインプラント学会)に参加した際に撮影した写真を掲載いたします。
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「OPUS ONE」のワイナリー (サンフランシスコ)
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アルカトラズ島 (サンフランシスコ)
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ミッキーマウス (フロリダ)
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名前を知らないタワー (サンアントニオ)
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町の中心地を囲む水路を行き来する観光船 (サンアントニオ)
可能であれば、最新のカンファレンスの内容をアップしたいと考えています。
期待せずにお待ちください(笑)!
中川
2008年02月25日:抜歯即時埋入同時GBR即時負荷インプラント
皆様、こんばんは。
さて、昨日解説した患者さんの左下のインプラント治療をお伝えいたします。
左上が完成する前から、左下の歯ぐきに痛みがあり腫れぼったいと言われ始めていました。レントゲンで歯が割れていることは把握しておりましたが、年齢のこともあり、同時に何箇所も治療することは控えました。左上の完成後、満を持して左下の治療を開始したところの写真です。このような状態の歯は、残してもすぐ再治療になりそうですね。![]()
入れ歯かインプラントの選択になりますが、相談の結果インプラント治療をすることになりました。年齢もありますが、やや血圧が高いため静脈内鎮静法を併用し手術中は眠っていただきました。また、歯が割れていたため骨の吸収が始まっており、インプラントが露出している部分があります。このような場合、足りない部分に人工骨を補う事によりこれ以上の骨の吸収を防ぐことが非常に大切になってきます。 抜歯即時埋入同時GBR即時負荷インプラント と私は呼んでいます。一回で全てを終わらせてしまうので、全ての患者さんに非常に喜ばれています。
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インプラントを骨にがっちりと食い込ませたため(専門的には初期固定が良いといいます)、即時に仮歯を装着します。画像は手術後1週間の画像です。まるで何事もなかったように安定しています。最初の仮歯の期間中はネジ穴が開いているタイプです。
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約2ヵ月後、型取りのため仮歯を外したところです。歯肉には出血などの炎症が全くありません。歯ぐきの中に埋まっているのがインプラント本体(フィクスチャー)であり、その上に土台をねじで固定します。
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その一週間後、インプラントに土台(アバットメント)を連結したところです。このような状態になると、通常のかぶせ物の治療とほとんど変わらないと言えるでしょう。奥歯ですので方だとのなじみが一番良いといわれているチタンのアバットメントです。
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今回セットした メタルセラミッククラウン です。当院では様々な理由により、奥歯のインプラントには メタルセラミック が最適だと考えています。
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メタルセラミック をセットしたところです。4本のうち、左の3本はインプラント、一番後ろの1本は天然歯ですが、両者の間にほとんど差異はありません。インプラントだからといって、大きく隙間が開いてしまい食べ物が詰まりやすいなどの不完全な状態にはなるべく陥らないように心がけています。
当院ではこのような少数歯部分欠損の場合の第一選択として、インプラントの上にお作りするセラミックニアにねじ穴がないタイプを用いています。ネジ穴がないことにより、噛み合わせが安定する、審美的であるなどのメリットがあります。
2008年02月23日:食べ物が詰まってしまうかぶせ物のやり直し
今回は、不適切なかぶせ物もやり直すことができる!ということをお伝えいたします。
年齢は80歳を超えていらっしゃいますが、大変お元気な女性の患者さんです。私より元気かも・・・。
他院で数年前にインプラント治療を受けられたのですが、最初から下の画像のような状態で食事をするたびに食べ物がつまり、それを綺麗にするのが非常に大変なので何とか改善できないものか?ということで、 旧サイト をご覧になり、中川歯科にお越しになりました。
インプラントは当院と同じ ブローネマルク が使われており、特に問題なく骨と結合しているようです。ただ、上部構造(セラミック)の形の与え方にやや不備があった様で、歯ぐきとの間に大きく隙間があいています。これでは、食事のたびに食べ物が詰まってしまうでしょうね。
患者さんと相談の結果、セラミックのみ作り変えることにしました。
後ろのインプラントは上顎洞までの距離の関係上、 傾斜埋入 がなされています。これは私も良くやる方法であり、手術をされた先生の診断と手術に関してはそれほど問題がなかったといえるでしょう。下の画像は印象(型取り)の写真であり、これを見るとその角度が良くわかります。
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出来上がったアバットメント(インプラントとつなぐ土台)をインプラントに接続したところです。今回は角度の補正が必要となったため、 金合金を使ったカスタムアバットメント を使用しました。
メタルセラミッククラウン をセットしました。少なくとも2本の間の大きな隙間をなくすことができ、食べ物は確実に詰まりにくくなっています。
より望ましい形にするのであれば更に両隣の歯もやり直しをしたかったところです。そうすれば全くつまらない形にできたのですが、現時点では患者さんのご希望はありません。
それでも患者さんは非常に満足され、次に、左下のブリッジが割れている部分のインプラント治療もご希望になられました。
結局、欠損部分も含めて3本の 抜歯即時埋入同時GBR即時負荷 を行いました。術前のレントゲン写真に少し書き込みましたので、拡大してご覧頂きたいと思います。詳細は後日アップする予定です。
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2008年02月22日:腫れない痛くないインプラント治療
本日アップするのは、お待ちかね?の インプラント に関してです。
最新のインプラント治療 ついては当サイトで詳しく解説しておりますので、今回はその流れをご説明いたしましょう。
今回のテーマは、 無切開即時負荷審美インプラント ですね・・・。
患者さんは以前、中川歯科で右下にインプラントをやらせていただいている女性の方です。
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今回右上のブリッジが壊れてしまいましたが、一度経験なさっているので今回も迷わずインプラントを選択なさいました。下の画像は壊れたブリッジを撤去したあとの写真です。
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それを拡大するとこうなります。
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これだけ骨と歯ぐきのボリュームがあれば、当院では迷わず 無切開即時負荷審美インプラント が第一選択となります。このケースで歯ぐきを切ったり1回の手術で仮歯を入れられないとすれば、それは大変ナンセンスな話と言えましょう!患者さんに無駄なご苦労をおかけすることになります。もちろん術前のCT撮影と ノーベルガイド によるコンピュータシュミレーションを欠かすことはできません。(今回は非常に簡単なケースのため、テンプレートを作るには及びません)
麻酔を充分効かせた後、インプラントを入れる直径僅か4mmの穴をティッシューパンチと呼ばれる専用の器具で開けていきます。その穴からインプラントを入れていきますが、どんなにかかっても通常10分以内に終了してしまいます。それくらい簡単なのです。
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さてインプラントを埋入し終わったら、次に仮歯の制作に取り掛かります。あらかじめ用意してある仮歯をインプラントへ繋ぐだけですので、これも慣れてしまえば15分以内に終了することができます。下の画像は仮歯を調整~研磨して、まさにセット直前の状態です。きちんと研磨をすればこのような綺麗な状態にでき、また同時に感染の原因となる汚れ(歯垢:細菌の塊)が付着しにくくなります。
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手術開始から約30分後の状態です。仮歯を入れた直後ですが、出血は全くありませんね。患者さんにとって違和感の無い仮歯を作った場合、本来の歯のほうがインプラントより太いため仮歯を装着することにより圧迫止血することになるからです。当然、糸で縫ったりする必要も全くありません。
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術後1週間の画像です。予定通り、腫れと痛みは全く無かったとの事です。(切っていないのですから当たり前といえばそうなのですが・・・)
まだ歯の白い部分が短いのですが、今後仮歯の形を調整していくことにより周りの歯と調和が取れた形に変化させていく予定です。この状態では、どこにインプラントが入っているか全くわかりませんね。
このように 無切開即時負荷審美インプラント には、患者さんにとって多くのメリットがある画期的で 究極のインプラント治療 であるといえるでしょう!
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