診療のご案内

新着情報

新着情報:カテゴリー「審美歯科」

2008年04月22日:メタルセラミック と セラミックインレー

こんばんは。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。

明日から、今年2回目の学会参加となります。休診中はご迷惑をおかけいたしますが、きっと当院の患者さんに還元できる最新の知見を入手してまいる所存です。ご理解・ご協力をお願い申し上げます。当院には、もう一人歯周病とインプラントに精通しているドクターがおりますのでご安心ください。

さて、本日は1週間前にセットさせていただいた 審美セラミック のケースをご紹介いたします。患者さんは知人のお母上であり、「銀歯をきれいにして・・・」 ということでご紹介いただきました。
DSCF4283a.jpg
初診の状態です。銀歯は口の中では黒く見えます。お孫さんに、、「どうして歯が黒いの?」 と言われてショックを受けたとのことです。セラミックインレー と メタルセラミッククラウン で修復させていただきます。





DSCF3497b.jpg
根管治療などの基礎治療を行い、約1か月後に型取りを行いました。画像のような、削ったところが鮮明に見える印象 でない限り、きちんとしたセラミックを作ることはできないと考えています。(印象材: GC Fusion Ⅱ) プロトタイプ




DSCF4309c.jpg
出来上がった メタルセラミッククラウン と セラミックインレー です。セラミックはデリケートであり、歯と接着するまでは取り扱い注意です。







下の画像はセラミックセット後1週間経過後の写真です。 メタルセラミッククラウン はやや白いように思えますが、多くの患者さんはどちらかと言うと白い方を好むようです。
この患者さんは大変満足され、仲良くさせていただくようになり、最終的に口の中の金属を全て白くすることをお願いされてしまいました。
機会があればまたレポートさせていただきます。
DSCF5610d.jpgDSCF5611e.jpg










ところで、今アメリカ行きの荷物をまとめながらこのコメントを書いています。まあ、前日の夜に用意をし始めるのはいつものことなのですが・・・。

中川雅裕

ページのトップに戻る

 

2008年04月15日:美しい患者さんに美しいセラミックを・・・

一昨日のケースです。まずは術前の状況を・・・。
DSCF2963a.jpg









30歳代の大変美しい女性の患者さんで、当院の 症例集 をご覧になり、同じ様にきれいにしてほしいと来院されました。問題の黒くなっている歯ですが、かなり昔に神経を治療したとのことです。しかしながら神経(正式には歯髄)の残りをきちんと取りきっていない場合、画像のように黒く変色してしまいます。歯だけでなく、歯ぐきの部分にまで変色の影響(ディスカラーレーションと言います)が出ていることも問題です。このような場合、最初に インターナルブリーチング(漂白) を行いますが、ここまで変色していると完全に隣の歯と同じようにはなりません。患者さんと相談の結果、 インターナルブリーチング(漂白) の後に プロセラオールセラミック による審美修復を予定しました。その他の歯にも ホワイトニング を行い、全体的に明るいイメージをお創り致します。

DSCF4484b.jpg









上の画像では、ブリーチング後にファイバーコアが出来上がっている状態です。隣の歯はすでにダイレクトボンディングが終了しています。ブリーチングの甲斐あって、ずいぶんと色調が改善されていることがお分かりになると思います。もし、最初の変色したままの状態でオールセラミックを入れようとすると、透明感を犠牲にするか、あるいは下地の変色した歯の色が透けてるくるか、いずれにせよ綺麗な状態に回復するのは非常に困難であるといえるでしょう。
特に歯の変色が歯ぐきにまで影響を与えているケースでは、 インターナルブリーチング は必須と考えています。

DSCF4867c.jpg









セット直後のためやや透明感が高い感じですが、通常1週間程度で落ち着いてきます。(歯ぐきが白く見えるのは接着剤の影響とセラミックで歯ぐきを少し押している形にしているからであり、これも翌日には問題なくなります)
注目していただきたいのは、術前に見られた歯ぐきの黒ずみ(ディスカラーレーション)がまったく見られないことです。これは、 インターナルブリーチング の賜物といえるでしょう。
患者さんのご希望がかなりハイレベルでしたので当初の予定よりも長期間の治療となってしまいましたが、御満足頂けたようでホッとしています。

中川

ページのトップに戻る

 

2008年02月23日:食べ物が詰まってしまうかぶせ物のやり直し

今回は、不適切なかぶせ物もやり直すことができる!ということをお伝えいたします。

年齢は80歳を超えていらっしゃいますが、大変お元気な女性の患者さんです。私より元気かも・・・。
他院で数年前にインプラント治療を受けられたのですが、最初から下の画像のような状態で食事をするたびに食べ物がつまり、それを綺麗にするのが非常に大変なので何とか改善できないものか?ということで、 旧サイト をご覧になり、中川歯科にお越しになりました。
インプラントは当院と同じ ブローネマルク が使われており、特に問題なく骨と結合しているようです。ただ、上部構造(セラミック)の形の与え方にやや不備があった様で、歯ぐきとの間に大きく隙間があいています。これでは、食事のたびに食べ物が詰まってしまうでしょうね。
患者さんと相談の結果、セラミックのみ作り変えることにしました。
DSCF3143.JPG









後ろのインプラントは上顎洞までの距離の関係上、 傾斜埋入 がなされています。これは私も良くやる方法であり、手術をされた先生の診断と手術に関してはそれほど問題がなかったといえるでしょう。下の画像は印象(型取り)の写真であり、これを見るとその角度が良くわかります。
DSCF3796b.jpg









出来上がったアバットメント(インプラントとつなぐ土台)をインプラントに接続したところです。今回は角度の補正が必要となったため、 金合金を使ったカスタムアバットメント を使用しました。
DSCF4530.JPG
DSCF4513.JPG









メタルセラミッククラウン をセットしました。少なくとも2本の間の大きな隙間をなくすことができ、食べ物は確実に詰まりにくくなっています。
より望ましい形にするのであれば更に両隣の歯もやり直しをしたかったところです。そうすれば全くつまらない形にできたのですが、現時点では患者さんのご希望はありません。
DSCF4535.JPG









それでも患者さんは非常に満足され、次に、左下のブリッジが割れている部分のインプラント治療もご希望になられました。
結局、欠損部分も含めて3本の 抜歯即時埋入同時GBR即時負荷 を行いました。術前のレントゲン写真に少し書き込みましたので、拡大してご覧頂きたいと思います。詳細は後日アップする予定です。
2007.06.27bg.jpg


ページのトップに戻る

 

2008年02月21日:ダイレクトボンディングの高コストパフォーマンス

こんばんは。

中川歯科 審美インプラント研究所の中川です。本日も最近の症例から審美歯科に関する解説をさせていただきたいと思います。(一部の中川歯科のWebsiteのコアなリピーター(ファン)の方よりインプラントのケースはまだなのか?と、お問い合わせいただきました。現在症例を整理しておりますのでもうしばらくお待ちください(笑)。それまでは 旧サイト をご覧になってください。

さて、今回ご紹介する内容は ダイレクトボンディング というテクニックです。(詳細は こちら こちら

ダイレクトボンディングは比較的小さな虫歯に用いられる審美治療であり、何より比較的安価に1回で治療が終わることが大きな魅力ですね。最近の例で言うと、下の画像のように元々金属が入っている歯の治療のやり直しの際に用いることが増えてきています。私自身は虫歯の治療の際に銀歯を使うことは一月に数えるほどしかありませんので、小さな虫歯の治療はほとんどダイレクトボンディングと言っても過言ではないでしょう。このケースの患者さんは、以前中川歯科で前歯部にダイレクトボンディングをやらせていただいた方です。
DSCF2506a.jpg









さて、金属をはずして見ると中はこのように真っ黒でした。これがただ単なる汚れであればまだいいのですが、今回は虫歯の巣窟となっておりました。患者さんの噛む力にもよりますが、10年程度経過している銀歯の下は大体この様な状態であることが多いと思います。
DSCF2507b.jpg









健康な部分を削らないように注意深く虫歯を除去した後の状態です。画像にはでてきておりませんが、 CDT (取り残しの虫歯がピンクに染まるのできちんと除去できているかどうかを確認できる)と呼ばれる 齲蝕検知液 を使用します。
DSCF2508c.jpg









ハイブリッドナノフィラーレジン: グラディアダイレクト をつめ、噛み合わせの調整をした直後の画像です。まだ研磨・ツヤだしをしていない状態ですが、天然歯部分とのマッチングはまずまずだと思えます。
DSCF2520d.jpg









最後に、この患者さんの術前術後の写真をご覧頂ければ思います。いつも同じ台詞になってしまいますが、やはり白い歯というのは美しいですね・・・。
左右あわせてかかった費用は僅か¥52,500であり、ダイレクトボンディングの高いコストパフォーマンスによって今後ますます症例が増えていくものと思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
DSCF8762e.jpgDSCF2528f.jpg


ページのトップに戻る

 

2008年02月19日:プロセラオールセラミッククラウン

本日は、 プロセラオールセラミック 4本(内1本はインプラント)のセットを行いました。

患者さんは大変美しい50歳台の女性であり、かなり昔に入れた メタルセラミック を綺麗にして欲しいというご希望でした。メタルセラミックは必ずしも悪いものではありませんが、最近の審美領域では前歯部にメタルセラミックを用いることは少ないように感じます。使い方を誤りさえしなければ、オールセラミックのほうがより綺麗な状態を回復でき、長期間にわたり安定します。下の画像は彼女の初診時の画像です。残念ながら状態の悪い1本を抜歯しなければなりませんが、骨の吸収はそれほどでもないため、比較的簡単にインプラントで置き換えることが可能です。将来的にインプラントを計画する場合、ぎりぎりまで歯を残しておくことはあまりお勧めできません!結局のところ、骨がなくなると後々患者さん自身が苦労することになってしまうのです。
tada3.jpg







ある程度治療が進むとセラミックの印象(型取り)を行います。中川歯科ではセラミックを製作する場合必ず歯肉圧排(歯肉溝内に細い糸を巻いて綺麗に型を取るテクニック)を行います。歯肉圧排は時間がかかり患者さんにもご苦労をおかけいたしますが、きちんとした仕事をするには絶対に必要不可欠であると考えています。
一方、インプラントの印象は画像のようなパーツを取り付けてとることになりますが、規格が決まっていますので天然歯の印象より簡単です。
tada4.jpg








印象本体です。歯肉圧排をすることにより、このようなどこまで削ってあるかがはっきりとわかる綺麗な印象を取ることが可能になります。最低限この程度の印象でないと、精密なセラミックを製作する事は不可能であると考えます。ちなみに印象材は、GC社の フュージョン を使っています。
tada5.jpg








完成したプロセラオールセラミックとインプラントに接続する プロセラジルコニアアバットメント の画像です。天然歯に白いファイバーコアを用いていますので、インプラントの部分にもジルコニアの白い土台を使うことが要求されます。
tada2.jpg








最終接着から約1週間後の写真です。 金属を一切使っていないため(インプラント体を除く)歯ぐきの部分が黒くなることも一切ありません。 オールセラミック修復は現在の審美治療のスタンダードと考えて差し支えないでしょう。
tada1.jpg


ページのトップに戻る