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新着情報:カテゴリー「自家歯牙移植」
2009年08月08日:昨日と本日の歯牙移植 その3
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
今日の午前中は暑かったですね。朝から燦々と降り注ぐ太陽を浴びて八王子まで出勤しました(笑)。
本日は、午前中に比較的大きなインプラントのオぺをしました。
下顎にたった5本なのですが、所々に残していく予定の歯があり、結局1本ずつバラバラにやらざるを得ない状況でありました。
その結果1時間半もかかってしまい、自分としてはいまひとつ納得がいかないところです。がんばっていただいた患者さんに感謝です。Hさん、お疲れ様でした。
昨日の午後、新患でお見えになった患者さんは東京の東の端っこ(八王子より都会!)からお見えになった方でした。差し歯が取れてしまったので、抜歯と同時にインプラント入れて、すぐ仮歯を入れて欲しいと の事です。レントゲンで見ても残すのは厳しいかな?と思いますし、インプラント+即時の仮歯を入れるのは問題ありません。来週早々にオペを予定しています。
さて、移植の続きです(とりあえず今日で終わります・・・笑)。
← 今度は上顎です。↓のレントゲンを見ればわかるように上顎洞が近いですね。ひょっとしたら ソケットリフト が必要かもしれないと考えてオペに臨んでいます。
← 下顎から抜歯した移植に使う親知らずです。根っこの周りにくっついている赤い線維状のものが歯根膜と呼ばれる器官で、移植の成否は如何に歯根膜を傷つけずに抜いてくるかにかかっているといっても過言ではありません。そういう意味で言えば、綺麗に抜歯出来ています!
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← 移植完了!やはり ソケットリフト が必要でしたが、移植床は超音波で削り粘膜を傷つける事のない ピエゾサージェリー を使用しているので、安全に手術をすることが可能です。
← 横から見たところです。移植した部分に問題がないことは当たり前ですが、上顎奥から3番目4番目はインプラント(仮歯)である事にも注目してください。もちろん抜歯即時でインプラントを埋入し、手術当日に仮歯を作っています。まだ3ヶ月しか経過していない為、下の歯とは噛ませていませんが、もう少ししたら歯ぐきのラインを揃える段階に入ります。そうすると 自分の歯と完全に見分けがつかなくなります。 下にはもう完成品のセラミックが入っていますね。
↓ レントゲンですね。赤丸が移植した部分です。それ以外にもインプラントが入っていますが、私もしぶとく未だに移植を実践しています(笑)。インプラントのほうが簡単なんですけどね・・・。
2009年08月06日:昨日と本日の歯牙移植 その2
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
さて、前回の続き、行ってみましょう!
前々からお話しているように、移植できる歯が残っているのであれば、歯牙移植が一番いい方法ではないかと考えているわけですが、実は 歯牙移植の方がインプラントより時間がかかります。
インプラントは長さや太さの規格が決まっているので、骨に穴を空けるのは簡単です。
一方、移植の場合を考えると、全ての歯は微妙に形が違いますので、抜いてから空けるべき穴の大きさを決定する必要があります。大きさが決まっても規格化されたドリルはありませんので、勘で削っていくほかはありません。また、歯のほうがインプラントより太いので、当然時間がかかるのです。
という事で、その歯牙移植についてのお話です。
← 抜きたくないので何とかして欲しいとおいで頂きましたが、レントゲンからすると少々厳しいようです。2本後ろに親知らずが余っていますので、歯牙移植が第一選択ですね。
← 抜歯しました。画像ではわかりませんが、外側の骨は殆どありません。インプラントの場合は一度骨を作ってから(抜歯と同時はまず不可能)となりますが、歯牙移植の場合は、歯根周囲の歯根膜と呼ばれる組織から骨が作られる為、経験上、多少の欠損は許される傾向にあります。もちろん骨があるに越した事はありませんし、限度はありますよ!
やはり 数多くのケースをこなしている経験が大切です。
← 移植完了!隣の歯と接着材で固定してあります。この後黒い虫歯の部分はしっかり取りました(笑)。
↓ 術前術後です。赤丸が今回移植した部分です。さし当たって、移植した歯のポジションには問題がないようですね。ホット、一安心!
前回お見せしたレントゲンのケースは次回お伝えいたします。
もう、歯牙移植は飽きましたか?
まあそういわずにお付き合いください!
2009年08月05日:昨日と本日の歯牙移植
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
やっと涼しくなってきましたね。暑いのが苦手な自分にとってはありがたく感じます。
それでもオペ着を着ると、クーラーを効かせても 私の周りだけは暑い です。周囲のスタッフは寒くて震えていますけれど・・・。
オペといえば、昨日・今日で、計8ケースの手術を行いました。
内訳は・・・
インプラント2件、歯牙移植2件、単独GBR2件、ソケットプリザーベーション2件 という感じです。
結構忙しいのですが、個人的に手術は好物なので、通常の治療よりストレスはかかりません(笑)
「好きこそものの上手なれ」 ですかね?(本来の意味とは違うと思いますけど・・・)
さて、本日やった移植から、レントゲンをお見せいたします。
赤丸の部分が移植を行った部位となります。
明日以降、詳細をお伝え致します。
おやすみなさい・・。
2009年05月08日:最近多くなってまいりました 自家歯牙移植
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
本日は連休明け初日、通常の診療以外を早めに切り上げて、歯科医師会の会合に出席してまいりました。初日からこれでは疲れるなぁ・・・。
おかげさまで、40肩 は殆ど問題なくなってきています。しかし、今度は腰にキテいます。やはり、どこかをかばうと色々なところへツケが回ってくるようですね。
さて、暫く縁がなかった 歯牙移植 でしたが、ここ数週間で3ケース行いました。固まるときは固まりますね。今後も4ケースの予定しております(笑)
↓ 移植前の状態ですね。穴が空いている歯はもうダメなのですが、ラッキーな事に後ろに親知らずがあります。これを使わない手はないと思い移植する事を打診したところ、二つ返事でOKとのことです。皆さん、移植が一番いい治療だとお分かりになっているようですね。黄色い矢印に注目!
← 移植前後です。丁寧に抜歯を行い、移植する親知らずを受け入れる穴の大きさを調整します。もちろん麻酔を効かせますので痛みはありませんよ。 移植後の画像を見ていただけばわかるように、基本的に歯ぐきをきることはありませんので出血も最小限ですね。細いナイロンの糸と接着材で固定するだけですが、2週間程度できちんとくっついてくれます。
← 今回移植に使った親知らずです。成功するか否かは、いかに傷つけずに丁寧に抜歯するかにかかっているといっても過言ではありません。
親知らず君、今までお疲れ様でした。そして、今後ともよろしくお願いします。
← 1週間後の状態とレントゲン写真です。緑の糸がなければ、誰も移植した歯だとは思わないでしょう。 大成功ですね!
患者さんの希望により、最終的にはセラミックをかぶせていく予定です。
2009年02月01日:歯の移植 その後
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラントセンター の中川雅裕です。
本日は快晴なり。大変気持ちの良い1日ですね。でも意外に寒いですね。
本日は、娘の 体操教室 への送り迎えすませ、夜に自分のヘアカットを予定しています。いい加減伸びきっていますので少しさっぱりしないと・・。
体操教室は、所謂お試しの体験入学ですね。現在水泳教室も通っていますが、ある程度泳げるようになったのでこちらへ切り替えることを検討しているようです。← 奥方が・・・。
子供時代に水泳をやることは骨格を作る上で大変有意義だと思います。私も小学生の頃ずっとやっておりましたが、ちょっとメタボっぽい点を除けば、まあ見られる体かな?と思っています(笑)。
我々が子供の頃(30年以上前)と違い、現在の東京には体を動かすことのできる場所がほとんどありませんので、どうしてもそのような人工的な環境になってしまうのは致し方ないところでしょうか?やらないよりはましだと思います。
私なんぞ、「高尾の山猿」と呼ばれていたぐらい、毎日、勉強そっちのけで泥んこになっていましたね。昔はTVゲームやDSなんてなかったですしね。
という感じで始まります、今日のブログです。
今日もあえてインプラントを外して、久々に 歯牙移植 の話題です!
別な歯科医院で奥歯を抜歯後に、痛みが引かないということで来院されました。術前の状況はわかりませんが、抜歯されている部分はかなり骨がなさそうです。インプラントでもいいのですが、上の親知らずが余っていましたので移植を試みました。前々からお話しているように、物理的に可能であればインプラントより歯牙移植のほうが優れていると言えるでしょう。
移植を成功させるには、まず移植する歯を傷つけないように抜歯する必要があります。これが意外と大変です・・・。次に移植される部分に穴を開けないといけません。これもまた簡単ではありません。結論とすると、インプラントよりちょっと難しいです。下の写真はそのあたりの画像です。
移植後約1年ぐらいの状態です。大変安定していると思われます。注目していただきたいのは外側の歯ぐきの厚みで、インプラントの場合は相当大きな骨移植を行わないとこの部分が凹んだ状態になることが多いです。ちなみにかぶせ物は ジルコニアオールセラミッククラウン です。
当院における歯牙移植の歴史は10年以上あり、そのほとんどが現在まで安定した経過をたどっています。
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術前術後のレントゲンです。親知らずは根っこが短いのが難点ですが、歯周病にされ気をつければ日常生活に不安を感じることはまずないそうです。(患者さん談)
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2008年02月19日:親知らずの移植
こんばんは。今日は親知らずの 移植 を行いました。
歯を失った場合の選択肢として考えられるのは、 入れ歯・ブリッジ・インプラント・歯牙移植 とあるわけですが、それぞれメリット・デメリットがありますね。移植に関して言えば、まず噛み合わせに関係のない比較的簡単に抜歯できる綺麗な歯が余っていることが最低限の条件となります。経験上、ほとんどのケースで親知らずを移植する歯(ドナー)として用います。
一般的に完全に埋まっている歯はドナーとしては不適格だといわれています。理由は、傷つけずに抜く事が困難であること、移植したあと骨を癒着を起こしやすいからだといわれています。
したがって、ケースとしてはそれほど多いとは言えませんが、移植治療が成功するならば、いろいろな面でインプラント同等、場合によってはそれ以上の効果があると考えています。
本日移植をさせていただいた患者さんは昔から通院していただいている患者さんでした。女性の患者さんですが噛む力が強く、左上の6番目の歯の内部にヒビが入ってしまいました。残念ながら割れてしまった歯を残すことはあまり芳しくありませんので、抜歯と同時に余っている親知らずを移植することで了承をいただきました。下は抜歯後の状態です。なるべく綺麗に穴の中を掃除することがポイントです。
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さて、何とか移植歯を受け入れる状態は確保できましたが、もうひとつの大仕事があります。それは、親知らずを傷つけずに抜歯できるかどうか?ですね!専門的に言えば、歯根表面のセメント質と歯根膜をいう器官をなるべく損傷したくありません。可能であれば鉗子(ペンチのようなもの)だけで抜歯を行いたいところです。今回は根っこが2つに開いていたにもかかわらずきれに抜歯することができました。
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抜歯後は決して親知らずを乾燥させてはなりません。歯根膜が死んでしまうからです。まずは一旦抜歯した穴の中に戻しておくか、生理的食塩水の中に浸しておく必要があります。根っこの形に合わせて慎重に移植を受けるほうの穴を調整し、親知らずの適合具合を確認します。今回はまずまずのようです。
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適合に問題ないと判断される場合は、移植した親知らずの固定を行います。まず簡単にナイロンの色で固定し、その後接着材を用いて周囲の歯(可能であれば)に固定します。ちなみに今回は外側の骨が感染によりなくなっていたため、人工骨の移植も同時に行っています。インプラントと同時の骨移植はよく耳にされると思いますが、骨はちゃんとできますし特に問題が起こった経験はありません。
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最後に、噛み合わせを調整して治療完了となります。しばらくは上下が噛み合わないようにします。その後2週間程度はあまり硬いものを噛まない様にして注意していただき、術後3週程度で根っこの治療を開始します。
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通常の移植処置ではメスを使っての切開は全くありません(無切開)ので腫れる心配はありません。また、痛みは通常の抜歯と全く変わらないと言えるでしょう。術式自体はインプラントのほうが簡単(規格化されているため)ですが、慣れればそれほど難しいものではありません。
明日は、移植1ケースとインプラント2ケースのオペを予定しています。
患者さんがしっかりと噛めるようになるために、気合を入れて毎日頑張りたいと思います。






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