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新着情報:カテゴリー「特殊なインプラント」

2008年07月06日:高齢の患者さんへのインプラント治療

こんにちは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。

そろそろ、暑くなってきましたね。あまりの暑さに、日々体を鍛えている高校球児でも10人以上が熱中症でリタイアしたらしいですね。岐阜で36℃を超えたとか・・・。
私はいつも体のことを考えてクーラーを切ってから寝るのですが、さすがに昨日は寝苦しかったですね・・・。九州のほうではもう梅雨明け宣言が出されているようですので、そろそろ本格的に暑くなってくるのでしょう。
予想では今年は猛暑ということですので、皆様、お体に気をつけてください。

さて、一般的にインプラント治療はその特性上、若い患者さんより比較的高齢の患者さんに施すことが多いと思われます。私の中では、75歳を超えている患者さんにインプラントをするべきか考えるか迷う ところですが、一口に75歳といっても、まだまだお元気な方はたくさんいらっしゃいます。全身的に健康な患者さんで、人生の残りの時間をインプラントで有効に使いたい!という御希望があれば、インプラントを検討いたします。

この患者さんもその中のお一人であり、大変健康な80歳オーバーの方です。入れ歯はいいのだけれど、バネがかかっている歯が壊れないか心配されています。部分入れ歯はそうやって大きくなってしまうことを良く承知されています。
治療計画として、一応インプラントの説明をしたところぜひやってみたいということでした。ただし、入れ歯とさようならするのではなく、その安定度を増すことが主な目的なので、インプラントの本数は少ないです。最終的に、ロケーター と呼ばれる装置を使用することで入れ歯が簡単には動かない様にします。患者さんは固定式のブリッジを希望されていないので、それで十分です。

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現在入れていらっしゃる入れ歯です。向かって左側の歯が無いのですが、審美性を考慮してバネ(クラスプ)を設定せずに、犬歯のマグネットだけで動きを抑えている状態です。臼歯部に支える何かがあればもっと安定するのに・・・というところから、計画が始まっています。




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入れ歯を外したところです。一番力がかかる6番の部分に1本だけインプラントを入れることにしました。







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手術後です。骨がありましたので、手術時間は10分程度です。モニタリングをしながらやりましたが、術中の血圧は全く問題ありませんでした。もちろん術後の痛みや腫れはありません!





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術後のレントゲンです。この1本があるのとないのでは、入れ歯の安定度が全く違うと考えています。







患者さんにとって今回の手術は非常に楽だったとのことで、下の入れ歯が落ち着いたら、上も同じようにしたいとのことです。左上にも全く歯がありませんので、インプラントを用いることで上あごを覆っている部分がなくても入れ歯が安定するようにできると考えています。

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2008年05月01日:傾斜埋入(今日のオペ)

こんばんは。いろいろやっていると、すぐこんな時間(午前2:30)になってしまいます。中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。

さて、一昨日シカゴより帰国し、昨日29日はゆっくり休むことができました。本日30日は、帰国したばかりですが、2件の複雑なオペをこなしました。午前中のオペを振り返ってみたいと思います。

60歳代の女性の患者さんで、約2年前に 旧サイト(現在は症例集) をご覧になって来院されました。下顎はすでにインプラント治療をさせていただいております。今回は上顎のインプラント治療をご希望になられており、現時点では、右側にはインプラントによりしっかり噛める仮歯が入っている状態です。
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上顎を治療するにあたり、いろいろな治療方法を患者さんと相談しました。問題はまだ残っている前歯4本ですね。それらを抜歯すれば 即時負荷 という形で半日で噛める様になるのですが、患者さんはどうしても自分の歯を残したいという強い希望をお持ちでしたので、従来から行われている左右別々にインプラントを行う治療計画としました。当然、、そちらのほうが時間と費用がかかりますが、患者さんのご希望を最大限に尊重することも大切なことだと考えています。

下の画像は術前のレントゲンですが、黄色く囲んだ部分にしか骨はありません。後ろのほうは普通に考えればソケットリフトが必要になりますが、それでは噛める様になるまで半年以上かかってしまいます。右側も同様でしたが、このような場合、当院では 傾斜埋入 のテクニックを使います。傾斜埋入 は数多くの論文でその安全性が確立されており、また、骨の移植が回避できるという点で非常に優れていると考えています。(ただし、きちんとインプラント治療を研鑽している歯科医師のみができる治療です。誰でもできるとは限りません)この方法であれば骨の移植が必要ありませんので、費用が安くてすみ、また、3~4ヵ月後には噛める様になります。
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術前のレントゲン写真です。右にはすでにインプラントが入っていますね。







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インプラント埋入時の画像です。一番後ろのインプラントには40度近い角度がついている様子がわかると思います。ソケットリフトを回避する方法のうちのひとつです。






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手術後のレントゲン写真です。全てのインプラントが既存の骨の中にきっちり収まっています。約4ヵ月後、綺麗な仮歯でキチンと噛めるが今から楽しみですね。

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2008年02月25日:抜歯即時埋入同時GBR即時負荷インプラント

皆様、こんばんは。

さて、昨日解説した患者さんの左下のインプラント治療をお伝えいたします。
左上が完成する前から、左下の歯ぐきに痛みがあり腫れぼったいと言われ始めていました。レントゲンで歯が割れていることは把握しておりましたが、年齢のこともあり、同時に何箇所も治療することは控えました。左上の完成後、満を持して左下の治療を開始したところの写真です。このような状態の歯は、残してもすぐ再治療になりそうですね。aaDSCF8330.jpg











入れ歯かインプラントの選択になりますが、相談の結果インプラント治療をすることになりました。年齢もありますが、やや血圧が高いため静脈内鎮静法を併用し手術中は眠っていただきました。また、歯が割れていたため骨の吸収が始まっており、インプラントが露出している部分があります。このような場合、足りない部分に人工骨を補う事によりこれ以上の骨の吸収を防ぐことが非常に大切になってきます。 抜歯即時埋入同時GBR即時負荷インプラント と私は呼んでいます。一回で全てを終わらせてしまうので、全ての患者さんに非常に喜ばれています。
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インプラントを骨にがっちりと食い込ませたため(専門的には初期固定が良いといいます)、即時に仮歯を装着します。画像は手術後1週間の画像です。まるで何事もなかったように安定しています。最初の仮歯の期間中はネジ穴が開いているタイプです。





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約2ヵ月後、型取りのため仮歯を外したところです。歯肉には出血などの炎症が全くありません。歯ぐきの中に埋まっているのがインプラント本体(フィクスチャー)であり、その上に土台をねじで固定します。





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その一週間後、インプラントに土台(アバットメント)を連結したところです。このような状態になると、通常のかぶせ物の治療とほとんど変わらないと言えるでしょう。奥歯ですので方だとのなじみが一番良いといわれているチタンのアバットメントです。




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今回セットした メタルセラミッククラウン です。当院では様々な理由により、奥歯のインプラントには メタルセラミック が最適だと考えています。






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メタルセラミック をセットしたところです。4本のうち、左の3本はインプラント、一番後ろの1本は天然歯ですが、両者の間にほとんど差異はありません。インプラントだからといって、大きく隙間が開いてしまい食べ物が詰まりやすいなどの不完全な状態にはなるべく陥らないように心がけています。




当院ではこのような少数歯部分欠損の場合の第一選択として、インプラントの上にお作りするセラミックニアにねじ穴がないタイプを用いています。ネジ穴がないことにより、噛み合わせが安定する、審美的であるなどのメリットがあります。

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