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新着情報:カテゴリー「すぐ噛める仮歯」
2008年10月01日:非常に厳しいケースでも その日のうちに仮歯を入れます!
こんばんは。一昨日に引き続きまして、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
一昨日、歯科衛生士セミナーに参加してきました。テーマは 『トリートメントケアとしてのガムマッサージ』 ということで、治療期間中・終了後に患者さんにリラックスしていただく為の歯ぐきのマッサージについての講義と実習が行われました。
終了後の各診療所の先生方・スタッフとの懇親会がありました。楽しい時を過ごすことが出来ました。参加された方々、日々お忙しい中大変お疲れ様でした。
本日は、久しぶりにインプラントの症例をご紹介いたします。前にもお伝えしたように、日々インプラント治療を行っておりますが、このブログに適した症例は中々見つかりません。今回の内容も難しい話になってしまうかもしれませんが、よろしくお付き合いの程。興味がわいた方は、こちら もご覧頂くことをお勧めいたします。色々な症例を解説することで、当院が昔から 即時負荷(その日のうちに仮歯を入れる治療) に取り組んでいることがお分かり頂けると思います。
60歳代の男性、入れ歯から解放されたいということで、当院でインプラントをさせていただいた患者さんの紹介で、ちょっと遠いところからお越しいただいております。
治療前の状態です。今のところ6本残っていますが、歯周病と歯根の病気・歯根破折でそのうち2本しか残すことができません。患者さんの希望はインプラントにより完全固定式ですので、相談の結果、すべて抜歯させていただく代わりにその日のうちに仮歯を入れる治療: 即時負荷 をすることになりました。もちろん、歯を残す方法も検討しましたが、その場合は今使っているものより大きな入れ歯を半年以上使用していただくことになり、出来ればそれは避けたいということでした。
レントゲン写真とCTの画像です。真中よりの、赤くもしくは黄色い点線で囲ってある部分には、根の病気に由来して骨が全くありません。インプラントに際してはその部分を避けて埋入しなくてはなりませんし、上顎洞も大きいためかなり難しいケースと言えるでしょう。しかし、過去においてもこのような難しいケースを経験してきているので、当院では可能ですとお伝えしました。CTのデータをを活用することが大切です。こちら もご覧下さい。
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治療後です。骨に穴が開いている部分をうまく避け、インプラント埋入されています。骨が無かった部分には人工骨を入れました。手術時間は2時間近くかかりましたが、麻酔の先生を呼んで静脈内鎮静法を行っていますので患者さんは半分寝ているうちに手術が終わってしまいます。
術後は、腫れはあったものの痛みはほとんど無かったとのことです。我々としても一安心ですね。
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これで何でもしっかり噛める様になりました。Oさん、お疲れ様でした。
2008年09月15日:All-on-4 で、1日で歯が入りました!
皆様、こんばんは。中川歯科 審美インプラントの中川雅裕です。
今日は連休の最終日ですね。私は、普段まとめて時間を取ることが難しいため、たまった仕事をこなしました。結局仕事ですね・・・(笑)
皆さんは、このお休みをどのように過ごされたのでしょうか?
さて、本日は先週行った All-on-4 に関してレポートさせて頂きます。 All-on-4 は、その名のとおり、わずか4本のインプラントで全ての歯を支えることの出来るテクニックであり、更に1日にして固定式の全部の歯の仮歯まで入ってしまう、今までのインプラント治療の常識を覆す、まさに画期的な治療方法です。
患者さんは、60歳代の男性でです。当院に通院されている患者さんのご紹介で来院されました。紹介していただいた患者さんも、昨年 All-on-4 の治療を受けていただいて、1日で全部の歯が入る ことに大変驚いていらっしゃいました。
こいつ(私のことです)なら何とかしてくれるだろう!
と考えてくれたのかどうかはわかりませんが、その方にとってとても大切なご友人を紹介して頂いたことに感謝するとともに、とても光栄に感じております。
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術前のお口の中の写真です。ブリッジを支えている歯が数本残っていますが、残念ながらその一部が割れており、保存が難しいと診断しました。それらを抜歯させていただく代償として、1日で固定式の仮歯を入れる All-on-4 を提案させていただきました。
下の画像は術前のレントゲンです。赤い部分はインプラント入れることの出来るボーダーです。上顎洞が比較的大きく、このような場合は All-on-4 が最適と考えています。後述しますが、後ろのほうにも入れる計画です。問題は、黄色く囲った部分に感染した歯の影響で最大4cmに渡る骨の吸収が見られるのです。入れ歯は出来るだけ避けたい為、その骨が無い部分をうまく避け、尚且つ、仮歯を支えることが出来るインプラントをしっかりと入れることが出来るかどうかにかかっています。結構難易度が高いですが、患者さんのために頑張るしかありません。当日は麻酔専門医による静脈内鎮静法を併用しますので、患者さんが半分眠っている間に手術が終わってしまいます。
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手術が終了し、仮歯をセットしたところです。今回は前方の4本で仮歯を支える形 即時負荷 になっています。これで今日から入れ歯を外すということをしなくすむようになりますね。
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術後のレントゲンです。例の骨がないところをうまく避け、しっかりとインプラントを入れることが出来ましたので、その場で仮歯をお作りしました。翌日お電話差し上げたところ、腫れてはいるものの痛みはほとんど無いとのことでした。一安心です。
最後のレントゲンを見ると、
インプラントは4本じゃなくて6本じゃないか!、All-on-4 は違うじゃないか!
という声が聞こえてきそうです。確かに6本のインプラントを埋めましたが、仮歯を支えているのは4本だけであり、これも All-on-4 と呼んで差し支えないのです。見ていただくとわかりますが、下の歯はしっかり親知らずまで有ります。また、患者さんご自身が7番目の歯まで作ることを希望されましたので、後方のインプラントがどうしても必要となります。コンセプトは全く一緒です。
参考までに、後方にインプラントを入れるのは大変難しいです。CTなどでしっかりと骨の形態を把握しておく必要があります。
最後になりましたが、治療をうまく終えることが出来たのは、全身管理を担当してくださった麻酔医の先生、私を支えてくれた衛生士・スタッフ、そして何より長時間にわたって頑張っていただいた患者さんのおかげだと思っております。この場を借りて、お礼を申し上げます。ありがとうございました。Oさん、お疲れ様でした。
まとめ:うまくいった理由
1.術前の診査診断を正確に行った為
2.麻酔医の先生に全身管理を依頼した為
3.All-on-4 に適した特殊なインプラントを用いた為 ( 日本未発売のGroovy Speedyを使用)
4.優秀なスタッフに恵まれている為
5.常にインプラントの研鑽を怠っていない為
2008年06月28日:明日のレクチャーのスライド
こんばんは。本日2つめの更新しました。中川歯科の中川雅裕です。
さて、今日はいつもとやや趣を変えますね。
実は明日の午後、東京医科歯科大学の後輩の診療所で若い先生向けにちょっとしたレクチャーを予定しております。演題は 『 The Key for Immediate Loading 』 (邦題:即時負荷を再考する) です。
最近、流行の 即時負荷 ですが、経験の浅い歯科医師がやると思わぬ落とし穴に嵌まることが多いと聞きます。最悪の場合、すべてのインプラントが骨と結合しなかった(つまりすべてやり直しになるということ)ということにもなりかねません。
私自身の20数症例(100本以上)の中で、複数本のインプラントの脱落を経験しています。もちろん、最終的にはすべてのケースにおいてうまくリカバリーし、問題なく経過しています。
今回は、インプラントを入れた当日から噛む力をかけることは決して簡単ではないと警鐘を鳴らす役割を担ったということです。全てのスライドが完成しているわけではありませんが、その中から数枚を公開いたします。
今回のレクチャーを通して、若い先生のお役に立てることを祈って止みません。
2008年04月02日:一日で骨を作り、歯を入れました(即時負荷です)
こんばんは、中川歯科 審美インプラント研究所の中川雅裕です。
さて、最近このウェブサイトをご覧になり来院される患者さんのインプラント手術をさせて頂くことが増えてきています。少しでも皆様の不安を取り除くことができるようなウェブサイトにできるように、今後もがんばって行きたいと思っています。
さて、今回は、最近やらせていただいたインプラントのケースについてご紹介させていただきたいと思います。
この患者さんもやはり、このサイトをご覧になってお越しになりました。約2週間前に他院にて抜歯を受け、そこではインプラントはまだ不確かだからと入れ歯を勧められたそうですが、ご本人はインプラントをご希望になられています。下の画像は手術時の写真ですが、手術前に必ず歯型を取り、最終的なゴールを決めておく必要があります。今回は骨を作る同時に仮歯を入れる予定ですので、あらかじめ仮歯を作っておきます(右の写真)
術前のシュミレーションでは、予定している2本のうち手前(6番相当部)の部分は骨が足りないことがわかっていますので、人工骨を準備して手術に臨みます。
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インプラントを埋入しましたが、予想通り手前の部分は骨が足りません。そこで自家骨と人工骨(リン酸カルシウム)を混ぜ合わせたものを足りない部分に補います。自家骨はインプラントを埋入するときに出る余った骨(強いて言えば削りカス。それを集める専用の器具もあります)を用いるため、別な部分を切って採取する必要は全くありません。
後は用意してあった仮歯を適切な形に修正して、インプラントに取り付ければ手術は終了となります。時間にしてわずか1時間少々であり、すぐに歯が入る非常に画期的なテクニックです。患者さんによると、腫れはほとんどなく痛みも全く無かったとのことです
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約2週間後の写真です。仮歯が入りましたので、患者さんは大変喜ばれてます。従来の3ヶ月以上経過してやっと仮歯が入る治療法法とは一線を画していると言えるでしょう!歯と歯の間の微妙な隙間は、時間の経過とともに埋まってきますので食べ物が詰まるなどの心配は必要ありません。
術後のレントゲン写真です。骨がない部位へのインプラント埋入は意外に難しい(斜めに入れないといけないため)のですが、2本ともほぼ平行にきちんと入れることができています。患者さんからは見えない部分ですが、ここが重要なところです。
今後反対側の割れている歯と、上顎の重度の歯周病の歯も順次インプラントに置き換えていく予定です。
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2008年02月25日:抜歯即時埋入同時GBR即時負荷インプラント
皆様、こんばんは。
さて、昨日解説した患者さんの左下のインプラント治療をお伝えいたします。
左上が完成する前から、左下の歯ぐきに痛みがあり腫れぼったいと言われ始めていました。レントゲンで歯が割れていることは把握しておりましたが、年齢のこともあり、同時に何箇所も治療することは控えました。左上の完成後、満を持して左下の治療を開始したところの写真です。このような状態の歯は、残してもすぐ再治療になりそうですね。![]()
入れ歯かインプラントの選択になりますが、相談の結果インプラント治療をすることになりました。年齢もありますが、やや血圧が高いため静脈内鎮静法を併用し手術中は眠っていただきました。また、歯が割れていたため骨の吸収が始まっており、インプラントが露出している部分があります。このような場合、足りない部分に人工骨を補う事によりこれ以上の骨の吸収を防ぐことが非常に大切になってきます。 抜歯即時埋入同時GBR即時負荷インプラント と私は呼んでいます。一回で全てを終わらせてしまうので、全ての患者さんに非常に喜ばれています。
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インプラントを骨にがっちりと食い込ませたため(専門的には初期固定が良いといいます)、即時に仮歯を装着します。画像は手術後1週間の画像です。まるで何事もなかったように安定しています。最初の仮歯の期間中はネジ穴が開いているタイプです。
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約2ヵ月後、型取りのため仮歯を外したところです。歯肉には出血などの炎症が全くありません。歯ぐきの中に埋まっているのがインプラント本体(フィクスチャー)であり、その上に土台をねじで固定します。
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その一週間後、インプラントに土台(アバットメント)を連結したところです。このような状態になると、通常のかぶせ物の治療とほとんど変わらないと言えるでしょう。奥歯ですので方だとのなじみが一番良いといわれているチタンのアバットメントです。
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今回セットした メタルセラミッククラウン です。当院では様々な理由により、奥歯のインプラントには メタルセラミック が最適だと考えています。
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メタルセラミック をセットしたところです。4本のうち、左の3本はインプラント、一番後ろの1本は天然歯ですが、両者の間にほとんど差異はありません。インプラントだからといって、大きく隙間が開いてしまい食べ物が詰まりやすいなどの不完全な状態にはなるべく陥らないように心がけています。
当院ではこのような少数歯部分欠損の場合の第一選択として、インプラントの上にお作りするセラミックニアにねじ穴がないタイプを用いています。ネジ穴がないことにより、噛み合わせが安定する、審美的であるなどのメリットがあります。






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