審美歯科の考え方
中川歯科医院の審美歯科に対する考え方

《審美歯科:Esthetic Dentistry》という言葉が世の中に紹介されて久しいですね。今ではほとんどの方がご存知のことと思います。このような呼び方をされるようになったのは、松田聖子さんが若手歯科医師と再婚されたときからだと記憶しております。彼はUCLAで審美の勉強をされましたが、アメリカには昔から《審美歯科:Esthetic Dentistry》を専門に研修する分野:divisionがあります。最近では、日本の大学にも審美治療を掲げる診療科が作られているようですが、矯正歯科学のように一つの学問としての「審美歯科学」というものは存在しません。どうしてなのでしょうか?
《審美歯科:Esthetic Dentistry》とは、たとえばインプラントや歯周外科、オールセラミックや矯正治療などの個々に確立した治療を駆使し、患者さん固有の状況を考慮しつつ、全体的にバランスの取れた美しさを獲得する必要であるからです。したがって、一つの学問として捕らえることが難しいのですが、現在では一定の体系が構築されており、しっかりと勉強している歯科医師であればきちんとした処置をすることはそれほど難しいことではありません。(決して簡単ということではありません)
簡単なケースではただ単にホワイトニングをして終了ということもありますが、難しいケースでは、歯周再生療法・インプラント治療・矯正治療などの処置がジグソーパズルのように複雑に絡み合い、経験の浅い医師では対応に苦慮するということが少なくありません。

最も重要なことは、本当の《審美歯科》を実践するためには、各々の治療方法に精通しているだけでなく、更に全体的な治療計画を立案することの出来る総合的な能力が歯科医師の側に要求されるということです。
長期間にわたり美しい状態を維持するためには、治療に取り掛かる前にしっかりとした診断が必須であり、それに基づいて計画された審美歯科治療が円滑に進められる必要があるのです。







